日差についても自分でしっかり計測できるように環境を整えようかと、タイムグラファーとして定評のあるWindows用ソフト「びぶ朗」を使ってみました。
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今までは実時間で電波時計との秒差をメモって気長に調整していましたが、これだと調整を追い込むまでに数日を要してしまいますし、まず大雑把な調整というのができないんですよね。
ただし、びぶ朗を使うには時計の動作音を拾うマイクが必要ですが、普通のマイクだとかなり厳しく、ピックアップマイクがあったほうが確実です。
私はKORGのチューナー付属のマイクにちょっとだけ手を入れて(ゴムを剥がしただけですけれど)、それでRolandのUA-1EXでギリギリ音が拾えるようになりました。
数本測ってみるとすでに調整済みということもあり、どれも日差10〜20秒くらいになっているのが再確認できました。
ただ、他にも振り角や片振りも分かるところがスゴいです。
手持ちのだとCITIZENの時計がやや片振り傾向があり、7msほどあるようです。
こういう細かい時計の状況が分かるのも便利なソフトですが、実運用での日差を追い込んでいくとやっぱり従来のメモ方式のほうが精度は高くなるような印象です。
姿勢差や温度、収納時と装着の具合など、いろんな要素が絡んでくるからでしょうね。
それでも完全に勘から調整をスタートするよりはずっと楽だと思いますので、マイクが用意できる方は使ってみる価値はあるかと思います。
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