オルトフォンからMCトランス「ST-7」が8/3に発売になるようで。
まだ公式サイトにも情報は載ってないんですが、予約を始めている店舗も複数あるので出るのは間違いないのでしょう。
基本的にはST-5の後継モデルという形で、筐体をより大型化・重量化して制振能力を高めたんだとか。
重量でいうとST-5の400gから790gへと、ほぼ倍増となっています。
また、トランス巻線をサンドウィッチ巻構造にしたことで高域特性が向上しているとのことです。
ST-5は現在の公式サイトにあるPDFには周波数特性の表記がありませんけど、検索すると10〜100kHz(+0.5dB,-2.5dB)とあります。
今回のST-7は15~45kHz(+0dB-2.5dB)となっていますから、一見アレ?という感もありますが、高域の暴れが少なくなっているのかもしれませんね。
なお昇圧比は24dB(47kΩ/1kHz)で、ST-5の27dBから少々ダウン、チャンネルセパレイションも70dB以上(1kHz)と、ST-5の90dBからカタログスペックとしては低下していることになります。
一概にどちらが良いかはこれだけでは判りかねますが、ST-5から買い換えるというような位置づけではなく、MCカートリッジ入門向けのMCトランスと考えたほうが良いかもしれません。
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