• 2111月

    クマデジタルさんより。

    最近のコンパクトデジカメでは、デジタル処理で歪曲を補正してる
    ものが結構あるというお話。
    確かにそのほうが楽ですけど、ズーム各域で補正しなければならず、
    意外と大変だとは思いますけどね。

    ちなみに収差といえば「ザイデルの5収差」が有名ですが、歪曲も
    そのひとつで、残りの4つは「ボケ」にも影響する要素です。

    あと、レンズで気になるのは色収差関連ですね。
    最近、パープルフリンジが盛大に出るカメラが減ったのは、
    これもデジタル処理されてる可能性があるのかな?

    倍率色収差に関しては意外と対応が難しいのか(?)、まだまだ
    かなり残ってるカメラが多いです。

    デジタル一眼レフの場合、レンズが交換可能なので、こういう
    「技」が使えないんですけど、ソフトウェア側で対応しているものは
    結構あります。

    DxO Optics Pro」は、その最右翼ですね。

    【送料無料】ソフトウェア・トゥー DxO Optics Pro4 STANDARD J

    レンズごとの補正係数を持っていて、EXIF情報からそれを取得して
    自動補正してくれたりします。

    Nikonの「Capture NX」も、純正レンズでは多少やってくれますが、
    DxOほどではないですね。

    まぁ、PhotoshopやRAW現像ソフトでもヴィネットコントロールや色収差補正、
    歪曲補正が手動で可能なものは増えてきました。

    個人的には色収差は別として、ザイデルの5収差はレンズの味でも
    あると思うので、あまり過度に補正しなくても良いのかなぁと思います。

    高倍率ズームのコンパクトでは、そんなことも言ってられないくらい、
    ひどい収差が残ってるのかもしれませんけれど。(^^;

    (当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)

    Filed under: Photo
    2007/11/21 5:17 pm | デジタルで収差補正 はコメントを受け付けていません

Comments are closed.