Accuphaseからステレオパワーアンプ「P-7300」が12月中旬に発売になるそうで。
型番のとおり、P-7100の後継モデルで、お値段はP-7100の110万円から120万円になっています。
11パラレルだったのが10パラレルになって、重さも49.0kgから48.6kgと微減ですが、前モデルが2006年7月発売ですでに販売完了していて、すっかり一昔前のモデルになってるわけですから、それくらいの変化は当然でしょう。
ちなみに電圧増幅段と電力増幅段のゲイン配分が変わったそうなので、後者より前者に力を注ぐことで低ノイズで実質的な性能向上を目指したのだと思います。
内容的にもA-200やM-6200の技術を引き継いでるそうですから、最新のAccuphaseサウンドに仕上がっていると思われます。
8Ωで125Wというのはこれだけの物量投入にしては控えめなスペックだなとも感じますし、個人的にはこのクラスなら廉価なA級アンプをBTLで使ったほうが面白そうかなと思ったりしますが、それはそれで凄い規模になってしまいますね。
ちなみにこのP-7300をブリッジ接続で使うこともできて、そうすると500W/8Ωとなって規模もパワーもすごいことになります。
また、最近のアキュフェーズの傾向通り、ダンピングファクターを向上させていて、本機は1000以上となっています。(P-7100は300でした。)
なにか一発当てでもしない限り、手の届かない存在ですけど、こういう高級モデルが国産機に存在してくれるのは素直に良いことだと思います。
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