NikonからFXフォーマットのフラグシップ一眼レフ「Nikon D5」が3月に発売になるそうで。
同時にDXフォーマットのフラグシップモデル「Nikon D500」も発表されています。
D500は25万円くらい、D5は75万くらいと3倍の価格差がありますが、やっぱり今となってはFXフォーマットにどうしても注目してしまいますね。
共に画素数は2000万画素ちょっとで、ニコンとしては画素数競争はもう不要という考えのようです。
プロフェッショナルモデルとしてはやはり歩留まり重視なのでしょう。
D5は常用感度が最大ISO102400まで対応させていますし、AFの大幅な強化を図っているように見えます。
また4K動画の対応にも力を入れていますが、4K動画は等画素記録となるようで、実質的にDXとほぼ同じ画角となるんだとか。
FXで動画撮影するとフルHDか720pということで、なんだかやや勿体無い気もしますが、本体内で画像処理するにも限界があるという面もあるのでしょう。
あと、面白いところではXQDカード対応モデルとCFカード対応モデルの2種類が用意されるというところでしょうか。
ダブルスロットなら、XQDとCFに対応したモデルもあったら嬉しいような気もしますけど、そこはプロ向けですから、どちらかで統一したほうが扱いやすいんでしょうね。
他にも意外なところでは本体に有線LANが装備されているのがスタジオ撮影では結構役立ちそうな気がしますし、グローブのままでも操作できるというタッチパネルもUIも含めて気になるところです。
比較明合成や比較暗合成も新たに追加されていて、こういうのは後でソフトウェアでやれば良いようなものの、作品はカメラ本体で完結させたい方には喜ばれる機能なのかなと思いました。
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2 Responses
1月 7th, 2016 at 1:09 PM
誰かがYoutubeで言ってましたが、4Kで最高3分の録画しかできないのも、フラグシップ機としてはちょっと物足りないですね。
http://www.nikonusa.com/en/nikon-products/product/dslr-cameras/d5.html#tab-ProductDetail-ProductTabs-TechSpecs
1月 8th, 2016 at 4:22 PM
sさん、コメントありがとうございます。
画像処理プロセッサの能力がまだ不足しているのでしょうか。
発熱の影響などもあるのでしょうね。
いずれにしてもスチルだけで良い人には「不要」なケースもあるでしょうし、きちんと切り分けたモデルも出したほうが良いのかもしれません。