Wadiaからヘッドフォンアンプまで内蔵のUSB-DAC「di322」が発売だそうで。
USB入力が11.2MHzまでのDSD、384kHzのDXD、32bit/384kHzまでのPCM対応、2つの光デジタル入力(なぜ光が2つ?)、同軸入力は24bit/192kHzまでですが、DINコネクタのI2S入力もあるんだとか。
I2Sは各社バラバラで規格統一はできそうもないですねぇ。
DACはES9018を1つで、L/Rで4ch分をクワッド動作、差動動作させられるとのこと。
メーカー希望小売価格は76万円だそうですから、2つくらい積んでも良さそうですけどね。
なお、USB-DDCはBRAVOのチップを使っているそうです。
デジタルボリュームがあるので、デジタルプリ的な使い方もできるとしていますけど、プリアンプの重要性というのがイマイチ分かってないのかなぁという気もします。
たしかに下手なプリアンプを通すくらいなら良いケースもあるでしょうけど、同価格帯の最近のプリアンプはボリュームも優秀ですし。
また中途半端にヘッドフォン出力を積んでるのもオマケなら良いですけど、価格を考えたら要らないかな。
今のWadiaは昔とは違うし、最近の海外ハイエンドブランドも似たようなコンセプトの製品を出してるから、これがニーズなのでしょう。
面白いところでは、Alto-Extremo社の「NeoFlex L-3」を同梱していて、インシュレータとして使えるようになっている点です。
振動に対するDACへの影響を意識しているのは、さすがだなと感じました。
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