LUXMANから「L-550AX」の後継モデルとなる純A級プリメインアンプ「L-550AXII」が4月下旬に発売されるそうで。
前作が2011年の発売だったそうですから、このクラスのモデルとしては順当なモデルチェンジでしょう。
お値段も36万円と、あまり変わらずに改良されているみたいです。
主な進化点はプリ部を独立可能なものにして、バッファ回路には同社の高級プリアンプ「C-900u」と同等のものを搭載したところと、増幅帰還回路にODNF 4.0採用したあたりでしょうか。
また、電子制御アッテネーターは新たにLECUA1000になっていますし、まさに順当な雰囲気です。
一方、見た目や消費電力、重量などはほぼ変化がなく、私が気づいたのは、背面からサービスコンセントがなくなったくらいでしょうか。
まぁ最近は電源BOXに拘ったり、このアンプも付属の電源ケーブルに「JPA-10000」を付属させているくらいですから、サービスコンセントは使わないかもですね。
あとはスピーカーリレーと端子のダイレクト配線でダンピングファクターを工場させたり、電源部に防振対策をしたりと、地味に手堅く改善を進めているようです。
ずいぶん昔に5L15、L-68Aと使って以来、ラックスマンはStereo誌の付録くらいでしか使っていませんが、純A級というのはちょっと気になりますね。
ただ、もう既にセパレートの方向に来てしまってるので、選択肢に入ることはないかも。
とはいえ、プリ部独立にできたりもしますし、これからグレードアップを目指しつつ、ちょっと本格的なアンプを検討していらっしゃる方には、かなり良い選択肢の一つになるのではないかと思います。
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