SIGMAのSAマウントのミラーレスカメラ「sd Quattro」が7/7に発売だそうで。
あえて短いフランジバックの新たなマウントにせず、一眼レフ時代のSAマウントをそのまま引き継いでるところがなんともシグマらしくて、最近はカメラからちょっと離れ気味の私もさすがに気になる一台です。
お値段がボディのみの場合ではありますが、実売8万円台というのも大きいですね。
このお値段、SD1 Merrillの中古と同じくらいですから、ミラー機構を廃したメリットも大きいのかもしれません。
一方、APS-Hセンサーを採用した兄貴分「sd Quattro H」に関しては今回発表がありませんでした。
こちらは新しいセンサーになりますし、まずはsd Quattroの反応を見るという意味合いもありそうです。
気になるのはこれまでに発売されたSAマウントとの互換性ですけど、「sd Quattro作動状況一覧」がすでに公開されています。
「上記以外のSAマウントレンズ」という項もあるので、私が持っているような銀塩時代のSAマウントレンズも一応動くかな?
ただし、「AF作動はいたしますが、本カメラでは十分な合焦速度や精度が得られない為、MFでのご使用をおすすめします。」となっていますので、実質的にはAF機構のないマウントアダプタ経由で他マウントのレンズを使うのと似たようなものかも。
こういう時にフランジバックが長いと、他社のマウントアダプタが出づらいでしょうから、そういう遊び方をしたい人にはαだとか、そういう他のモデルを選ぶのが良いのでしょう。
その辺りのデメリット(?)を差し引いてもFoveonセンサーでレンズ交換可能というのは魅力的ではあります。
この価格にして、約236万ドットの電子ビューファインダーも搭載されていますし。
フランジバックの長さは別にミラーを避ける目的だけでなく、テレセントリック性を高める意味合いもありますし。
そうは言っても、やはりレンズがSIGMA製に限られるというところは出てきますから、そこはもう最近のArtレンズを全部揃えるくらいの気持ちでないと手を出しづらいところもあるでしょう。
ひとまず、30mmとのレンズセットがあるので、ちょっと大きめのdp Quattroみたいな気分で使ってみるのも良いかなと思います。
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2 Responses
6月 24th, 2016 at 8:38 PM
α+MC-11+sd Quattro+SD1の中古
って、図式になりそうで怖いですねw
6月 25th, 2016 at 12:11 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
うちのα700がそろそろ危ないので、後継を探していますが、以前ほど情熱がなくて…。
Foveonで室内撮影はキツそうですから、そういう意味では順当にαなんでしょうね。