新たにJAMOのスピーカー「Concert VII」を導入したというタイミングで、父親たちが聴きにやって来ました。
当然最初はうちのシステムで聴いていたんですが、来る前に予想していた通り「アンプがパワー不足」という感想が。
そしてAccuphaseのパワーアンプ「P-450」を持って上がってきました。
ちなみに持って上がる時は弟が持ってきましたが、下ろす時は父親が階段を下りました。
考えてみたらこのアンプ、30.6kgもあるんですが、なんとも元気でビックリです。
まずはLINN MAJIK-ILのプリ部を使い、P-450で鳴らしてみますが、シングルアンプになったというのにこのパワフルさはどういうことかと。
Concert VIIは鳴らしづらいという評判を目にしていましたが、そこそこ鳴ってるつもりでいました。
でもP-450の締まった音を聴いてしまうと、パワーアンプがまだまだ力不足だなぁと。
逆に言えばJAMOはパワーアンプがしっかりすれば、まだまだ実力を引き出せると分かったわけで、そういう意味ではもうスピーカーは買い替えなくても良さそう、ということも分かりました。
で、次はプリアンプ「C-222」とMusical FidelityのCDプレーヤーもやって来ました。(写真、撮るのを忘れました。)
こうなると、帯域がどうとかそういう世界ではなく、もうスピーカーが鳴らされているような状態ですね。
フォノイコライザーの強化が以前からの課題ですし、やはりプリアンプが先かなというのが分かったのは良かったかなと。
さらにCDプレーヤーもうちのMarantz、ATOLL経由など確認しましたが、Musical Fidelityが意外に良くて、音楽性の高さが際立っていました。
アナログレコードと違和感なく、ソースを切り替えられるような方向性なのは良いですね。
もうここまで来るとスピーカー以外は完全に別のシステムになってしまったわけですが。
いやまぁ、電源ケーブルとかインターコネクトケーブルなんかも活きているとは思いますけど、やっぱり機材も大事だなと痛切に感じさせられました。
そしていつものように全部去って元に戻しましたが、ちょっと失望感から抜け出す耳が慣れるまで時間がかかりました。
ただ、さきほども書いたようにスピーカーはこれでいけそうだとか、Marantzは直結よりやっぱりATOLL経由のほうが良いとか、ケーブルもちょっと見なおせたりしたので、収穫のほうが真面目な話、多かったです。
機材強化はテーマではありますが、焦らず一歩ずつ、ホントに良いものをゲットしていきたいなと思います。
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