マイクロ精機のレコードプレーヤー「BL-99V」にはSAECのトーンアームも含めて非常に満足しているのですが、冬が近づいてきて静電気が気になる季節になってきました。
レコードはほぼターンテーブルに直置きなのですから静電気はそっちに逃げそうなものですが、実際には結構静電気が起きるようです。
本来、この吸着タイプのターンテーブルにはメーカー純正で「AS-1V」という、ドーナッツ状の人工皮革のテーブルシートがあったのですが、メーカーそのものがない今となっては非常にレアな代物になっています。
手持ちの47研究所の鹿革や豚革のシートを切って作ろうかとも考えたのですけど、それなりに高価ですから失敗したら勿体無いですからね。
そこで市販のフェルトでまずは試作してみることに。
試作なのでかなり適当にカットしてしまい、かなり形がいびつになってますが、一応吸着もギリギリ機能してくれているようです。
ただサクションのスイッチを切るとすぐに剥がれてしまいますけどね。
吸着しづらいのは形の問題ではなく、厚すぎるのが理由のようです。
静電気は期待通り減って、音は以前フェルトを使った時と同様、ややまろやかになりました。
これはこれで悪くないですが、やはり本格的に使うなら皮革系かなという気もします。
せめて豚革のが見つかれば、それで作ってみるんですけどねぇ。
現状はまだそこまで静電気が酷くはないので、しばらくは付けずに使ってみて、冬時期に静電気がさらにひどくなったら、今回作ったものを再度装着してみようかと思います。
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