• 2010月

    ペリカンの万年筆「400NN」の茶縞を見つけたので、ゲットしてきてみました。

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    400NNかどうかまではその場ではよく分かってなかったんですが、戻ってから調べてみると1965年に生産終了になったオリジナルの400NNではないかと思われます。
    ポイントは尻軸が丸くなってる(新しいM400はやや角ばってる)ところと、1973年からM&Kで復刻されたものは胴軸と尻軸に段差が無いのですが、これは段差があるという点です。
    またペン先のペリカンのヒナ(ただの線にしか見えませんが)が2羽なのも、オリジナルだろうと思われます。

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    ペン先は「14C-585」の記載があり、ペン先の状態は良いようです。
    インクは吸入式ですが、WATERMANのインクを入れてみたところ、インクフローにも問題はありませんでした。
    ただ、グリップと茶縞の隙間あたりから、ほんの少しインク漏れする不具合がありました。
    そこは筆記具にとてもお詳しい「私的電脳小物遊戯」さんに相談させていただき、本来なら修理に出すのが良いものの、マニキュアのトップコートで回避できることもある、と教えてもらいました。

    もちろん自己責任で実施する必要がありますが、なにぶん古いモデルですし、紗羅がトップコートを持っていましたから、試してみることにしました。
    結果としては、しっかりインクが漏れなくなってくれました。
    数日ほど様子見していますが、文字を買いていてもインクで指が汚れることはありませんし、ティッシュペーパーなどでわざと吸い出させようとしても全く出てきません。

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    書き味も上々ですし、見た目も良い感じで気に入ったので、パソコンのそばにメモ用として常備しておくことにしました。
    復刻された茶縞のM400も気になりますが、私はやっぱりこういうレトロなものが好みのようです。

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    Filed under: Pen
    2016/10/20 12:00 pm | Pelikan 400NN 茶縞 はコメントを受け付けていません

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