ペリカンの万年筆「400NN」の茶縞を見つけたので、ゲットしてきてみました。
400NNかどうかまではその場ではよく分かってなかったんですが、戻ってから調べてみると1965年に生産終了になったオリジナルの400NNではないかと思われます。
ポイントは尻軸が丸くなってる(新しいM400はやや角ばってる)ところと、1973年からM&Kで復刻されたものは胴軸と尻軸に段差が無いのですが、これは段差があるという点です。
またペン先のペリカンのヒナ(ただの線にしか見えませんが)が2羽なのも、オリジナルだろうと思われます。
ペン先は「14C-585」の記載があり、ペン先の状態は良いようです。
インクは吸入式ですが、WATERMANのインクを入れてみたところ、インクフローにも問題はありませんでした。
ただ、グリップと茶縞の隙間あたりから、ほんの少しインク漏れする不具合がありました。
そこは筆記具にとてもお詳しい「私的電脳小物遊戯」さんに相談させていただき、本来なら修理に出すのが良いものの、マニキュアのトップコートで回避できることもある、と教えてもらいました。
もちろん自己責任で実施する必要がありますが、なにぶん古いモデルですし、紗羅がトップコートを持っていましたから、試してみることにしました。
結果としては、しっかりインクが漏れなくなってくれました。
数日ほど様子見していますが、文字を買いていてもインクで指が汚れることはありませんし、ティッシュペーパーなどでわざと吸い出させようとしても全く出てきません。
書き味も上々ですし、見た目も良い感じで気に入ったので、パソコンのそばにメモ用として常備しておくことにしました。
復刻された茶縞のM400も気になりますが、私はやっぱりこういうレトロなものが好みのようです。
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