SOULNOTEからフォノイコライザー「E-1」が12月中旬に、プリメインアンプ「A-0」が11月下旬に発売予定だそうで。
A-0が11万(税別)に対してE-1が20万なのでアレ?と思ったのですが、5月にプリメインアンプ「A-1」(17万円)とCDプレーヤー「C-1」(18万円)が出ているので、そちらと組み合わせる形になるのでしょうね。
言い換えればA-0は弟分ということになりますが、もちろんこれと組み合わせても悪いわけではありません。
A-1と組み合わせるのであってもE-1はちょっと価格バランス的には高級な感じですが。
今回は主にE-1を取り上げてみることにしますが、これは同社の「ph1.0」のリファインという形とのこと。
ただこれまたph1.0は50万円という高額機でして、それをブラッシュアップしつつ、この価格に抑えてきたとあってはなかなかのハイコストパフォーマンスモデルということになりそうです。
内部を拝見する限りでも最近のフォノイコライザーとしてはかなり凝った作りだと感じます。
MCについてはXLR入力にも対応していますし、出力はバランス出力とアンバランスの切り替え式になっています。
MCカートリッジの負荷インピーダンスは3Ω、10Ω、30Ω、100Ωくらいは他の機種でも多く見られますが、さらに300Ω、1kΩまで対応しているのは珍しいかと。
電源も260VAのトロイダルトランスをスパイクで受ける、同社らしい「ダイレクトメカニカルアースコンストラクション」になっていて、かなり力が入ってるなと感じます。
なお、インシュレータも金属製になっていますし、これをスパイクに変更することも可能です。
実際のサウンドがどういう傾向に仕上がってるのかが気になるところですが、同社どうしの組み合わせも良いですし、最近のフォノイコライザーがちょっと弱めのプリメインやプリアンプと組み合わせて使うのも面白そうなモデルが登場したなと思います。
ちなみにバランス入力がA-0は2系統、A-1は1系統なので、XLRでつなぎたい方はあえてA-0を選ぶのも良いかもしれません。
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