CECがCDトランスポート「TL3 3.0」を3/13に発売する(?)そうで。
CECといえば、1/25に破産手続きを開始したというのがニュースになりました。
一時はご多分に漏れず海外で生産していましたし、カルロス・カンダイアス氏設計のアンプを出したりしていましたが、2009年に同氏がB.M.C.を興した辺りからおかしくなってきたような気がします。
品質面でも結構問題を抱えていたような噂を耳にしていて、その後、国内生産に切り替えたものの、2012年くらいには事実上事業が止まっていたようです。
そんな中で新製品?というのが正直な感想ですが、おそらく今の「CEC」は拠点を海外に移してしまってるんでしょうね。
ROTELも実態が良くわからない感じですけど、なんとなくそれに似たような感じでしょうか。
一応、日本総代理店(?)は有限会社エステックとなっていますが、住所としては同じような気もしますし…。
そんな中での新製品というのは購入する側としてはなかなか不安が残るところではありますが、「ダブルベルトドライブCDメカ」という独自のスタイルは他では代えがたい魅力もあります。
ピックアップ自体はおそらく他社からの供給をうけているのだと思いますから、回転部とピックアップ移動にベルトを使うことの効果がどれだけのものかは分からない部分もありますけど。
さらに380gもあるCDと同じ12cmサイズのスタビライザーも使って、気分は完全にアナログレコードのようです。
他にもアップサンプリング出力対応だったり、そのわりにはわりと安めなトランスポートだと思いますが、手を出すのはやっぱりかなり冒険でしょうね。
ただ少なくとも修理サポート体制は継続してるようですし、なんとか乗り切ってアナログプレーヤーなんかも再発売できるくらいになってくれたら嬉しいなとは思います。
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