• 173月

    QEDからハイエンドとなる新しいスピーカーケーブル「Supremus」が近々発売になるようで。

    うちも先日、同社のGenesisを導入したばかりですが、もうアレもずいぶん長いこと最上位の座をキープしてきましたから、そろそろ世代交代の時期でしょう。
    このSupremusは21年かけて妥協することなく開発されたとのことで、実際にずっと開発してきたかどうかは別にしても、かなりの拘りが入っていそうですし、これからのQEDのスピーカーケーブルの方向性を示すものでもあるでしょう。

    さてケーブルの構造ですが、まずは抵抗を可能な限り低くするため、断面積を大きく取ってあるようで6.16mm2と、Genesisの5.50mm2以上の太さになっています。
    キャパシタンスも48pF/m(Genesis:76pF/m)、インダクタンスも0.49μH/m(Genesis:0.46µH/m)と総じて上を行く特性となっているようです。
    形状としても途中経路はプラスとマイナスが同じシースに包まれていて、ケーブルの端で分かれてそこに金属製のキャップみたいなのが付くところも似ています。
    バナナプラグはAirlocは継承されていますが、これまでのからグレードアップしてロジウムメッキされた高級感のあるものになっています。
    ピンを動かすことで、バナナの先が開いてロックするタイプのものになっています。

    シールドや内部のケーブル構造はどちらかと言うとRevelationに近いような印象もあります。
    AireCoreテクノロジーが採用されてますので真ん中に中空の絶縁体を大小合わせて6つほど入れて、その周囲を16本の導体が囲む形です。
    それぞれの導体はセラミックエナメルコーティングで絶縁されているそうで、導体自体は銀メッキの5N銅です。
    また、今までやっていなかったと思いますが、-142℃での低温処理もされているようですね。

    気になるのはお値段ですが、いつも購入しているFutureshop.co.ukでは21,875円/mと、さすがのお値段になっています。
    2mペアでプラグも付けてもらいますと125,419円(送料別)と、さすがにこのお値段だと手が出ないかも。
    国内価格はおそらく最低でもその1.5倍くらいにはなるでしょう。
    参考までにGenesisですと6,563円/mで、同じ2mペアでも35,000円です。
    うちではGenesisからのリプレースはちょっと厳しいかなとは思いますが、できるなら一度は聴いてみたい気もするところです。

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    Filed under: Audio
    2017/03/17 12:00 pm | QED Supremus Speaker Cable はコメントを受け付けていません

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