左右の偏りが最近の課題となっていたのですが、その過程でデジタルイコライザーも良いかも…と考えてみました。
当然いちばんに候補に挙がったのはAccuphaseのDGシリーズなのですが、初期のモデルはアナログ入力が別売りボードでの対応だったり、デジタル入力もうちのDP-77がHS-LINKボードが別売りだったりとか、DG-28などは内部処理がまだ24bit/48kHzだったりしてちょっとイマイチです。
AIO-DGB1だと高域側はアナログ信号のまま出力にそのままトスされるようなので、それならまぁまぁ面白いかな?とも思いましたが、そうなるとプリ-パワー間に入れる形でしょうし、それだと計測時に接続し直す必要が出てきます。
RCA入出力ならTAPEのREC OUTを活用すれば良いのでしょうけどね…。
それにそもそもできるのは周波数特性を揃えるだけ…というのもちょっと価格のわりには弱いように思い、他に何かないのか調べてみました。
それで見つけたのがTRINNOV AUDIOの「ST2 HiFi」というわけです。
こちらは「サウンド・オプチマイザー/2way チャンネルデバイダー」という製品になっていて、周波数特性だけでなく、群遅延特性、位相特性、インパルス応答も補正してくれます。
それだけに内部は実質パソコンが入っているような構造で、それならパソコン用ソフトを入れて…という気持ちもちょっぴりしちゃいますね。
ただ高品位なADCを搭載している点や同社独自の「3Dマイクロフォン」はかなり高度な解析ができるでしょうから、これと同等のものを実現するのは容易くないでしょう。
補正後も単純にしっかり補正された状態で聴くだけでなく、confort,natural,nuetral,precision,monitorといったパターンが用意されていて効き具合を選んでみたり、補正自体もさきほどの周波数特性や時間軸など希望するものだけを有効にすることが可能です。
欠点はやっぱりお値段で、本体は100万円超えですし、マイクも別売りで13万というのは痛いですねぇ。
そんなわけで、今のところはiPhoneアプリとAUプラグインでデジタルイコライザーもどきを楽しむくらいかなぁ。
それも左右独立のAUプラグインがまだ見つけられてないので、そのうち探してみようと思っています。
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