先日導入したCardas Neutral Referenceが想像以上に良くて、ツマも気になったらしくリビング用に「Crosslink SP 1S」を入手してみました。
ちょうどポイントが入ったのと、出物があったからというのも大きいですけどね。
長さは2mちょっとありましたが、だいぶ酸化が進んでいたので一旦全部切り直しました。
ちなみに片側にはシャークワイヤーのバナナプラグが付いていましたが、これは保管です。
カルダスはニセモノも多いのでそこを心配していましたが、Crosslinkはエントリークラスということもあり、そこまで心配しなくても大丈夫そうです。
構造も4芯とコットン、それにEEAという樹脂で覆われていましたし、各芯の中心にもパイプ状の絶縁体が入っていて導体も内側と外側で巻き具合が異る構造になっていました。
ちなみにAccuphaseの試聴室で使われているのはおそらくこのCrosslinkでしょう。
リビングのパワーアンプ「P-450」はバナナプラグに対応してないことが先日判明しましたので、QED Genesisを試すことはできませんでした。
それも今回の導入にちょっと寄与していて、今回も当然バナナプラグは使わず、Yラグも考えましたが普通に直挿しで行くことにしました。
気に入らなかったら元のCHORD Epic Twinに戻すつもりでつないでみたんですが、これはもう戻す必要はなさそうです。
Accuphaseとの相性もあるとは思いますが、これまでに比べて低域の音階が明瞭で、ピアノの左手がキチンと読み取れるようになりました。
ペダルの音もしっかりで、これまでMatrix 805ではちょっとムリかなと思ってたところまで出ています。
そのわりにキツさが少なく、芯がしっかりしているので音量もついつい大きめになってしまいます。
もちろんケーブル自体の性能以上に、バイワイヤリングにしたことによる効果も大きいと思います。
Matrix 805は以前、LINN LK140などでバイアンプもしていましたから、その効果の高さを改めて感じた次第です。
その上でCardasらしさもしっかり出ていて、今風の美音とは違うかもしれませんが、温度感の高い音楽を聴かせてくれています。
当然、ケーブルを剥き直したのも効いてることでしょう。
これでさらにリビングの音が良くなり、メイン機材は少し緩めて聴きやすくしましたし、どちらで聴いても楽しめるようになってきました。
もうちょい細かなチューニングはしていきますが、今回のCrosslinkはなかなか「コストパフォーマンス」の高い変更だったなとツマも喜んでくれていて良かったです。
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