Atlas Cablesのトーンアームケーブル「Hyper Integra Tonearm RCA」のストレートDINタイプ1.5mを海外から購入してみました。
Atlasの箱では恒例ですが今回も箱がかなり潰れ気味で到着しました。
到着までは8日間で、ほぼいつも通りで追跡可能にしておいたので安心でした。
下位モデルにElementがありますが、Elementは3.5mm-RCAやインターコネクトでも使ったことがあるので今回はHyperにしてみました。
届いた時点の率直な感想としては「細いなぁ」と。
Elementのほうがむしろ太いくらいで、製品ページでもメッシュが付いてる様子は見受けられなかったのでちょっと意外でした。
これまで使ってきたPHONO-1.2 TripleC-FMと比べるのがいけないのでしょうが、アース線も細いですし、Elementとの差別化という意味でももうちょっと工夫がほしいところかも。
そして最大の課題は根本が太いDINプラグです。
JELCOに似た形のDINプラグ(問い合わせたところ、似ているけど独自とのこと)ですが、SAECのトーンアーム「WE-407/23」はアーム台座のパイプにスタビライザーが取り付けられるようになっているため、パイプの長さがかなり長く、DINプラグはストレートである必要がありますし、このパイプをDINプラグが通る必要がありました。
下に飛び出してもなんとかなるかなぁと思いましたが、それではカートリッジが平行となる高さまでアームを上げることができず…。
そんなわけで届いたものの、使えずに保管した状態になっています。
おそらく他のトーンアームだと大抵大丈夫なんだと思いますが、L型プラグならこれで良いとしてもストレートの場合はこのプラグは厳しいかなぁ。
ただ他社のケーブルも同様形状のものは結構あるので、SAEC固有の問題なのかもしれませんが…。
念のためにAtlas Cablesさんに問い合わせメールを送ってみました。
ありがたいことにお返事も何度かいただいて、他のDINプラグへの交換もご提案いただきましたが、コスト(50英ポンドくらい)と時間がかかりますし、私はそのまま保有しておくことにしました。
今後の製品では別のDINプラグへの変更も検討してみてもらえるよう、お願いしておきました。
あいにくWE-407/23には適合しませんでしたが、DENONのトーンアームなど、別の場所で使おうかなぁと思っています。
また振り出しに戻ったトーンアームケーブルですが、改めて国内のお店で調達しましたのでまた後日ご紹介します。
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