B&Wからノイズキャンセリングワイヤレスヘッドフォン「PX」が発表されています。
大きさがハッキリとは分かりませんが、耳を覆うサイズのハウジングですし、P7 Wirelessの後継と考えるのが良いでしょう。
P7 WirelessやP7が廃番にもなってることですし。
ちなみに重量は335gで、P7 Wirelessの323gから微増程度に収まっています。
充電はmicroUSBからUSB-Cに変更になっていますが、USB-Aとつなぐケーブルが付属しています。
ノイズキャンセリングについては後で触れることにして、気になったワイヤードでの接続はしっかり残っています。
しかも普通のステレオミニケーブルでつなげるようになってるみたいで、そのミニケーブルも付属しています。
リケーブルの選択肢も増えるでしょうし、これは嬉しい改良点かと。
また、ドライバーは40mmフルレンジですが、角度を付けた装着となっていて、P9 Signatureを思わせる作りに進化しています。
BluetoothはコーデックがaptX HD対応となり、内部では768kHzにアップサンプリングされるとのこと。
もちろん、AACやSBCにも対応しているので、幅広く使うことができると思います。
iPhone用にはPXアプリというのも用意され、これで各種アップデートや設定も可能になるようです。
お値段はこれを書いている時点では海外でしか発表されていませんが、500ドルですからP7 Wirelessより若干高い程度になるのではないかと予想します。
ノイズキャンセリングが付いたことを考えれば結構安いと思いますが、他社のノイズキャンセリングと比較した時の効き具合や音への影響はやや気になるところでしょうか。
効き具合については3種類の環境フィルター(フライト、シティ、オフィス)が用意されますし、当然オフにもできてアップデート対応もしてますから、過度に心配することはないでしょうけれど。
バッテリー寿命はP7 Wirelessの17時間から伸びて、ノイズキャンセリングOnでも最大22時間というスペックです。
これはワイヤレス時ですが、ケーブル接続でもノイズキャンセリングは使えて、この場合だと最大33時間とのこと。
ワイヤレスでノイズキャンセリングOffが29時間、そしてケーブル接続でノイズキャンセリングOffが50時間となっています。
ちょっと気になるのはケーブル接続でノイズキャンセリングを切ってもバッテリーが必要なところです。
アップサンプリングの話もありましたが、アナログ入力も一旦ADCを通ってDACで戻される流れを必ず通るのかもしれません。
そう考えるとワイヤレス主体で使うことを想定しておいたほうが良いのでしょうね。
iPhoneからヘッドフォン端子が消えてしまった今、Bluetoothヘッドフォンも気になるところではあります。
これでP7 Wirelessの在庫処分もあるかもしれませんし、ノイズキャンセリングが不要でアナログ入力が欲しい方はそちらを選ぶのも良いのかもしれません。
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