SOULNOTEからプリメインアンプ「A-2」が12月下旬に発売されるそうで。
お値段も50万ということでA-1の上位モデルとのことですが、E-2やE-1があることもあってか、フォノイコライザは装備せず、入力もRCA/XLRが各3系統、スピーカーも1系統、REC OUTやPRE OUTなどはないシンプル構成です。
A-1同様、音量調整にリレーで固定抵抗を切り替える手法をバランス型で装備していてプリ部に凝ってるのかと思いきや、このボリュームやセレクタをバイパスするパワーアンプモードがあって、実はパワーアンプ重視っぽいです。
そのパワー部はPc 100Wの4パラと大規模とは言えませんが、これで最大出力は100W+100W/8Ωとなっています。
またパワーアンプモードではBTLやバイアンプモノラルなど多彩な使い方が用意されていて、BTLの場合は400W/8Ωとのこと。
入力もXLR/RCAが選べるようです。
ある意味、ソウルノートらしいストイックな設計に見えますが、プリ部がやや中途半端な印象はありますね。
固定抵抗を切り替えるのは良いアイデアだと思いますが、リモコンへの対応のためかマイコンを積んでいますし、それ自体は別に悪いことではないですが、パワーアンプモードではマイコンをオフにしてピュア路線となると、プリがオマケのような雰囲気に感じる部分があります。
それでいてフォノイコライザはないですから、プリ不要!という思想に近い考え方で捉えるべきなのかも。
そもそもプリ部のゲインなどの情報もないので、そこら辺の細かいところは推測も入っていますけど。
私の個人的な意見としては最近のフォノイコライザやA-1にお買い得感や拘りが感じられた分、このA-2はちょっと期待とは違ったようにも感じられました。
プリメインアンプがこれ以上尖っていたら、受け入れてもらえないという側面もあるでしょうけどね。
SOULNOTE自体、鈴木哲氏が設計から外れ、元々の体制とはちょっと変わっているようですけれど、ある意味、それが万人受けしやすい方向になっているところもあると思うので、今回もそうした流れの一環なのかな。
ある種、往年のCECっぽさと通じる部分もあって、そういう意味でもなかなか面白いラインナップが揃ったなと思います。
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