• 0712月

    ACOUSTIC REVIVEのマイナスイオン発生器「RIO-5II」でレコードの除電ができるという情報を得たので、この機会にリビングから奪取してメイン機材周辺に復活させました。

    RIO-5IIは本来、CDやDVDを上に載せて電動ファンが作動させて使うんですが、レコードは大きさ的に手に持って照射させるような形になります。
    ただ、上に載せた状態でファンを動かせばあまり問題ないのですが、空中でレコードを持ってやると部屋のホコリも舞い上がってしまい、ホコリがくっついてしまうという問題が…。
    どちらかと言うと部屋の掃除をちゃんとやりなさい!という感じですけども、それにしても例えばクリーニングマシンでバキュームした直後にコレをやるというのはやや本末顛倒になってしまう可能性はあります。

    以前からレコードも当然帯電するものの、むしろ除電すべきは内袋かな?という気もしていたので、そういう「レコード周り」で使うのが良いのではないかなという気がします。
    他にも自走式クリーナーやブラシといったホコリをはらう時に使うものを予め除電しておくのも効果があるようです。
    ちなみに懐かしの自走式クリーナーですが、今でも現役で活躍してくれていて、溝の汚れを取るという期待は全くしていませんが、表面のホコリや除電機能、それにサクションで均等に盤面を吸着してもらうための補助に活躍してくれています。
    コレを使えば、ほとんどブラシの出番はなくて済みます。

    そんなこんなで盤面からレコード周り各種を除電して、レコードを聴いてみました。
    音傾向としては高域のキツさはやや落ち着いて、ほとんどノイズが目立たないディスクでも実際には音楽の背景では聴き取れないレベルのプチパチが減っているのではないかと思われます。
    どちらかと言うとゴミが付かなくなるというよりも、溝を針でトレースしても針先が荷電しないような働きをしてくれているように感じます。
    季節的に冬場は特に内周で帯電したなぁと感じることが多くなるのですが、それが春秋くらいの時期程度には軽減されるくらいの効果はあるようです。

    実際に再生した後、針先をルーペで見ても、普段よりゴミの付着は確実に減っていました。
    クリーニングマシンほどではありませんが、アレを再生のたびにやるのは大変ですし、そもそもディスクにも負担がかかるでしょう。
    ですので、内袋に入れた状態、あるいは取り出した状態で内袋のみをRIO-5IIで処置しておくのが私としてはオススメかなと。

    もちろん、再生中にも点灯して使っていますし、CDも処置するようにしています。
    オンにしたほうが部屋の空気が安定したような印象がありますし、スピーカーからの音という感覚から楽器の音色という受け取り具合に変化してくれます。
    CDも穏やかさを増し、棘がなくなって音楽に集中できるようになる気がします。

    また、パワーアンプのメーターをオフにしたほうが実は音が良くなるのですが、RIO-5IIを点灯してあるとそれがより顕著に分かるようになりました。
    音の純度が上がってるので、些細な差も判別しやすくなるのではないかと推測しています。
    もちろん、パワーメーターがなくても間接照明として役立ってくれるという側面もありますし。

    レコードの除電という観点だけですと、他の除電グッズとの併用が望ましいのかな、と思いましたが、あくまでコレはオマケ的要素だと考えれば良いのでしょう。
    CDはもちろん、普通に点灯しているだけでも効果的だと思いますので、ちょっと変わったオーディオアクセサリーがお好きな方には改めてオススメしておきたいと思います。

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    Filed under: Audio
    2017/12/07 12:00 pm | RIO-5IIでレコード周りを除電 はコメントを受け付けていません

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