光線漏れが気になっていたキエフ4ですが、ネガが上がってくると
その心配は全くありませんでした。
パーマセルテープ代わりのビニールテープで、弱点であるフィルム蓋
周りをしっかりガードしておいたのが良かったのかもしれません。
そして、写りのほうも、なかなかびっくりです。
今回からコニカミノルタの業務用フィルムを使い始めたのですが、
基本的にはセンチュリアでしょうから、あっさり目の色合いになる
はずですが、それが程良い色具合になってくれています。
露出計も基本的には単体露出計を使いましたが、本体付属の
セレン光電池も、感度を大幅にずらしてあげれば、なかなかの
精度で測ってくれました。
レンズの描写も開放近くでも非常に良い感じです。
基本的にはゾナーのコピーですから、性能は良いのでしょうね。
ジュピター8M、侮りがたし、です。
今度はNikon S2にも付けて撮ってみようかな。
ロシア製 キエフII + ジュピター8M 50mm F2《中古カメラ》
本体も使い勝手が良かったですし、また次のフィルムを入れてみたく
なるカメラでした。
ただ、唯一の欠点はフィルムカウンターが、ふとした拍子で勝手に
動いてしまうことです。
そのせいで、24枚撮ったつもりが、19枚ほどしか撮っていませんでした。
もちろん、巻き上がらなくなるまで撮れば良いのですが、以前、FEDで
それをやって、フィルムがちぎれた苦い経験があるので、ちょっと
恐いんですよねぇ。(^^;
なお、他の作例も少しだけですが、下のページに置いてありますので
よろしければご覧ください。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_kiev4.htm
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2 Responses
5月 26th, 2007 at 9:00 PM
旧ソ物は当たりを引けば普通に写りますよね~
ハズレの場合はエラい事になるんですが(笑)
>フィルムカウンター
ウチのスメナも新品時からブチ壊れております。
裏蓋に紙を貼って正の字でチェックしながら撮ってました(笑)
ただ、スメナの場合はフィルムを千切る前に
巻き上げが壊れそうなんですけどね^_^;
5月 26th, 2007 at 9:08 PM
Agasさん、コメントありがとうございます。
見た目は立派なものですが、写りはそれなりかなぁと
思っていたら、予想以上の出来だったので、結構気に入ってます。
基本的に、レンズは優秀なものが多いですよね。
特にアーセナルは良い気がします。
逆にFEDは本体ともどもイマイチかも。
フィルムカウンター、別に壊れているわけではないんです。
手動リセット式で、巻き上げとともにちゃんと1枚分
進んでくれるんですが、ここがちょっとした拍子に
指やストラップに触れて回ってしまうんです。
今度からは「正の字」が良いかも。(笑)
まぁ、次回は切れるのを覚悟で回しきってみたいと
思います。