OM-2Nの予備機にゲットしたオリンパスの一眼レフ「OM-2」の
試し撮りの現像が出来上がってきたので、いつものように何枚か
貼ってみます。
レンズは全て「おまけ」に付いてきたZUIKO 50mm F1.4を使いましたが、
カビをちゃんと除去できたおかげもあって、写りはなかなかです。
ぼけが自然なのは、やはりマクロのオリンパスらしいところかも、と
感じたりしました。
発色はフィルムがKodakということもあるのでしょうが、露出精度なども
微妙にOM-2Nとは違う感じです。
…と思って調べてみたら、やはり変更になってるようで、シャッター幕の
ランダムパターンが中央重点から、Nでは平均的なものに変更になって
いました。
確かに、うちにある2台でも、幕のパターンが違います。
ちょっとした違いですが、やはり「N」は改良されてるんですねぇ。
フィルムについては、Kodakは露出がぴしっと決まれば、カラーバランスが
良いんですよね。
ただ、ちょっとずれると色かぶりが出やすい傾向にあります。
でも、その決まった時のコダックらしい発色自体は好きなんですけどね。
105円フィルムとしては、十分なものだと思いますけど。
最近は銀塩でばかり遊んでいて、デジカメは持ってすら出かけない
ことが多くなってます。
せっかくだから、マウントアダプタでも買って、古いレンズをデジタル一眼で
遊ぶのも楽しいかもなぁ。
なお、いつものように他の作例を下のページに置いてありますので、
よろしかったらご覧ください。
http://homepage1.nifty.com/macbs/photo_om2.htm
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4 Responses
12月 16th, 2006 at 9:14 PM
どもども。
目に見えるところで変えてあるんですね。
LXも先幕のパターンは全面均一についています。私の予想ではLXを自動露出で
使う場合の露出測定用感度分布は、マニュアル測光時ほど中央重点ではなく、
もう少し平均測光寄りになるのではないかと思います。
OM-2や2Nでもそう言う傾向なんでしょうか? 受光素子はミラーボックスの底部だったか横だったか忘れてしまいましたが、先幕のパターンを偏らせると、
自動露出中の感度分布も偏ってしまうのかなと、考えています。
12月 16th, 2006 at 9:38 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
LXもダイレクト測光なんですね。
OM-2とは微妙に手法が違うようですけれど。
OM-2は中央がやや白くなっていて、周辺は黒が多い感じです。
2Nは全くのランダムになっています。
それで、初代2は1/60以上では幕で測光するので
中央重点測光になり、それ以下ではフィルム面なので
平均測光になる仕掛けらしいです。
2Nのほうは測光素子をやや内側向けにして、そもそも
中央重点測光寄りにしてあるんだとか。
見比べてみましたが、さすがにそれは良くわかりませんでした。
ちなみに、受光素子はミラーボックスの底部前側に付いてます。
幕のパターンがずれると、かなり誤差があるでしょうね。
あと、フィルムの反射係数も結構差があるそうです。
ネガではどちらも問題ないレベルだそうですけど。
12月 16th, 2006 at 10:26 PM
了解です、コメントバック有り難うございました。
当然フィルム面の反射率は測光に影響すると思いましたが、私自身はマニュアル
撮影がほとんどでしたので、実際にそれを気にしながら撮影した事はありません。
自動露出でスローシャッターの時に、反射率の高い(低感度のフィルム)だと
ちょっと中央重点度が上がり、反射率の低い(高感度のフィルム)ではちょっと
平均測光寄りになるんだろうと判断しています。
ずっと前は、OM-2(2N?)の先幕のパターンが出てくるTVCMが流されていて、
興味深く見ていた憶えがあります。機構技術の生い立ちや機能を知るのは、
参考になりますね。オタク心をくすぐられます。
12月 16th, 2006 at 10:58 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
ダイレクト測光は色々ややこしく、誤差につながるものは
シャッタースピードやフィルムなど、色々あるようですね。
ただ、OM-2の場合、ダイレクト測光はSPD、マニュアルのほうは
CdSなので、ちょっとオマケ的な印象があります。
OM-2はせっかくなのでAUTO主体でしたから、
次は…。(^^;
ちなみに、私のPCとMacの壁紙はOM-2です。
見ていて飽きないデザインだと思います。
さすがに、会社では、よそのメーカーの製品を
表示しておくわけにはいきませんけれど。(笑)