Graceのヘッドシェルを3つほどまとめてゲットしてみました。
Graceは昔からF-8Lを愛用していて、今もF-8シリーズは3つ持っていますし、それに付いているヘッドシェルもたぶんGraceのものがあったはずです。
ただなにぶん年代物ですし、当時の印象でも正直軽さは軽いものの、薄い印象でした。
HS-3やHS-4を持っていたから、勝手にそういう印象になったのでしょう。
今回のものはおそらくHS-5やHS-8(HS-7の共振防止用シート欠品?)辺りと思われます。
HS-8はなんとなくオーディオテクニカのものに似ている印象もあって1980年代と新しめのものですが、なかなかしっかりした作りです。
HS-5も穴あけ加工で重量を12gにおさえてありますが、強度はしっかりしているようです。
入手してみたのはAccuphase AC-1とAC-2のヘッドシェルがイマイチだったので、コレを置き換えるのにどうかなぁと思ったからでした。
AC-2から動作確認も兼ねて聴いてみましたが、気分的に常用しやすいのはAC-1だろうということで、AC-1のヘッドシェルを交換してみることに。
SAEC WE-407/23にミドルマスウェイトだとあまり重いと対応できないのですが、どうにかHS-8で大丈夫そうですからこちらに。
リード線も付いていましたが、そこはMy Sonic Labのものに交換しました。
Cardasを使おうかとも思ったのですけど、シェルとカートリッジでシェルチップが干渉するので使えませんでした。
音質面では重量も増した分、安定度も増して、ZYXに近い音像のシャープさを保ちつつ、音楽的な楽しさを両立したサウンドに持っていけました。
AC-1は約40年前のカートリッジで針交換もできないのですが、大事に取っておいてもダンパーがヘタれば使えなくなりますし、ここはしばらく使ってみようかなと。
幸い、まだまだ針もダンパーも元気そのものですし、Lyra HelikonやZYX Ultimate 100とうまく併用していきたいと思います。
他のカートリッジはあんまり出番がなくてかわいそうですから、それもちょっと考えないといけませんね…。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)