1月号に付録が付いていたのが懐かしいStereo誌ですが、今年も別冊のムックで「朗音! 真空管アンプの愉悦」というのが12/19に発売されます。
今年もLUXMAN謹製で、真空管ハイブリッドプリメインアンプ・キット「LXV-OT7」が付いてきます。
というか、明らかにこっちが本体で誌面(24ページ)がオマケですね。
またムックとはいえ、お値段は15,000円(税別)ですので、気軽にちょっとお試しというのは難しいかも。
それだけに早めに予約しておかないと入手できない可能性もありますから、判断が難しいところです。
ちなみにこれを書いている時点で、楽天ブックスはすでに予約不可となっているようです。
なお、キットとは呼んでいますが、構成は以下の通りでそれを組み立てるだけです。
・真空管(12AU7)
・基板
・シャーシ
・ネジ
・ツマミ
・ワッシャー
・ACアダプター
真空管ハーモナイザーキットは電源も内蔵でしたが、またACアダプタに逆戻りなのはちょっと残念ですね。
電源はDC15V、付属ACアダプタは定格電流が0.43Aのものが付属するようです。
内部の写真はなぜかでんき堂スクエアにありましたが、12AU7は1本で、パワー部はAB級のアナログ半導体によるものだそうです。
定格出力は3W+3W/8Ω、5W+5W/4Ωだそうですが、パワー部の石に何を使ってるかまでは写真が小さくて分かりませんでした。
(12/24 14:24追記)
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パワー段はROHMのBA5417が使ってあるようです。
AB級のそこそこの石だと思いますが、若干歪みは多めかなぁという感じはします。
ミニコンポやアクティブスピーカー辺りで使われてたりするものみたいですね。
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良さそうなポイントとしては入力が2系統になっているので、お遊びではなくそのまま本来のプリメインアンプとして使い続けたいニーズには応えられそうです。
スピーカー端子は相変わらず昔ながらのものなので、そこはできればYラグorバナナ対応のにしてほしかったかなぁ。
以前も書いたとおり、長くオーディオをやっているわりには私自身は一度も真空管を使ったオーディオ機器を所有したことがありません。
そういう意味では一度くらいは試してみたいかなぁとは思うものの、プリメインアンプだと出番が…。
来年あたりは同じコンセプトでヘッドホンアンプにしてみたらどうでしょう?
ちなみに来年の2/19には「これで決まる! 本物の低音力」というムックが出て、こちらはFOSTEX製のサブウーファー用チャンネルデバイダーが付録に付いてくるんだとか。
200Hz以下で使えるものらしく、お値段は8,500円(税別)の予定だそうです。
なんだか一時期のDigiFiみたいなことになっていますけども、誌面のほうも注力してもらって長く続けてもらいたいですね。
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