JAPAEARから自社ブランド設立5周年記念のイヤホン「参九丸」が12/16に発売になるそうで。
JAPAEARの存在は知っていましたが、結構高額なモデルが多いのと地方では聴く機会がないので遠い存在のように思っていましたが、今回のモデルは記念モデルということもあってか、思い切った低価格で登場です。
ダイレクトショップで3,900円となっていて、通常は1万円以上が送料無料なのですが公式Twitterからお返事をもらい、こちらも送料無料とのこと。
最近は各社から低価格モデルが登場してきて、正直それで大丈夫なのかなぁと心配にもなりますが、ブランドの音を知ってもらう機会、取っ掛かりとしては良い戦略なのでしょうね。
もちろん、ブランド名、そして社名の「JAPANイヤホン製造」というだけあって、日本製にこだわっているようです。
元々、OEM開発をやっていた愛知県の工場が2014年に閉鎖になり、それを機に発足した会社だそうです。
5年というのもそれなりの実績ですけども、現在の社長さんは工場長として15年間携わってきたとのことで、そうした実績の上にできあがったイヤホンということになりますね。
さて肝心の製品のほうですが、10mmダイナミック1基構成ですが、独自の「2重音筒」という構造でチューニングされているとのこと。
これまでのイヤホンの音傾向をザッと調べてみますと、ややドンシャリ系で中高域が強い傾向のようです。
エージングがかなり必要らしいですし、イヤーピースでも印象は変わるでしょうけども、今回のはどんな感じなのでしょうか。
インピーダンスは16Ωで感度が104dB/1mWですから、まあまあ鳴らしやすい部類ではありそうですが、良質なアンプのほうが活きるような印象はありますね。
またケーブルはさすがにこの価格帯ですのでリケーブルはできません。
1.2mのL型プラグですが、個人的にはケーブルの材質や絶縁体で音はずいぶん変わってくると思っていますし、取り回しもイヤホンでは重要な要素ですから、もう少し詳しく触れられてあっても良いのかなという気はしました。
筐体についても材質の記載はありませんが、この価格帯ですのでプラスチック系ではあるでしょう。
色はシルバーとブラックが用意されています。
イヤーピースはナチュラルVer.のブラックで、S/M/L各2個が付属するようです
前述のようにダイレクトショップは送料無料のようですし、メーカーさんにとってもそちらで入手するのが良いかもしれません。
ショップも大手のイヤホン専門店では予約が始まっているみたいですから、お近くの方は試聴してみる価値はありそうです。
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