• 112月

    本屋さんで「近代名建築で食事でも」という本を見つけました。

    4861912385 近代名建築で食事でも
    稲葉 なおと
    白夜書房 2007-01

    by G-Tools

    明治から昭和初期に建てられてきた「近代建築」の素敵な建物で、
    食事やお茶が楽しめるところを紹介した本です。

    名建築だけに立派でお高い場所も多いのですが、意外な穴場が
    学食です。
    東京大学や立教大学など、学生でなくても食べられるところもあるんですね。

    あと、奥華子さんがファーストコンサートをされた九段会館のビアガーデン
    なども紹介されてました。

    素晴らしい建築を見るだけでも楽しいですし、そこで楽しめるグルメも
    見つけられますから、なかなかオススメですけど、本のお値段がちょっと
    高いのが欠点かな。

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    Filed under: Book
    2007/02/11 5:14 pm | 4 Comments

4 Responses

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  • 建築家気取り Says:

    はじめまして。私もこの本、ついさっき読了しました。実は「あとがき」を読んでから読み始めたのですが、作者がいうように、自分の次の食事の下見を疑似体験できる本という気がしました。他の稲葉なおとさんの本と同様に、随所にちりばめられやユーモアのセンスについつい引き込まれてしまいました。食にしても建築にしても、単なる紹介文や説明文の本はよくありますけど、こういうスタイルで書かれた本って、なかなかないような気がしました。

  • MacBS Says:

    建築家気取りさん、コメントありがとうございます。

    私の場合、建築にそれほど知識があるわけではないですが、
    食事ってシチュエーションで味が、がらりと変わったりしますものね。
    そういう意味でも、こういう素晴らしい場所での食事は
    きっと素敵だろうなぁと思ってしまいます。

    最近は提灯記事的な内容の本が多い中、そういった
    要素が全く感じられない、この本は貴重だと私も思います。

  • 建築家気取り Says:

    お久しぶりです。ちょっと面白いエッセイをネットで発見しました。もしかしたら既に読まれたかも知れませんけど。
    http://www.momotown.net/designer/inaba.html
    「近代名建築で食事でも」とはまったく異なった文体で驚きました。それ以上に、稲葉なおとさんって、私が思っていた以上に有名な人だったんですね。

  • MacBS Says:

    建築家気取りさん、コメントありがとうございます。

    ネット上のエッセイ、妻に教えられて存じておりました。
    情報、ありがとうございます。
    文体は違っても、才覚のある方の文章は楽しいし、ためになりますね。

    ぜひまた続編でも出してほしいなぁと思います。