本屋さんで「近代名建築で食事でも」という本を見つけました。
近代名建築で食事でも 稲葉 なおと 白夜書房 2007-01 by G-Tools |
明治から昭和初期に建てられてきた「近代建築」の素敵な建物で、
食事やお茶が楽しめるところを紹介した本です。
名建築だけに立派でお高い場所も多いのですが、意外な穴場が
学食です。
東京大学や立教大学など、学生でなくても食べられるところもあるんですね。
あと、奥華子さんがファーストコンサートをされた九段会館のビアガーデン
なども紹介されてました。
素晴らしい建築を見るだけでも楽しいですし、そこで楽しめるグルメも
見つけられますから、なかなかオススメですけど、本のお値段がちょっと
高いのが欠点かな。
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4 Responses
2月 12th, 2007 at 9:45 PM
はじめまして。私もこの本、ついさっき読了しました。実は「あとがき」を読んでから読み始めたのですが、作者がいうように、自分の次の食事の下見を疑似体験できる本という気がしました。他の稲葉なおとさんの本と同様に、随所にちりばめられやユーモアのセンスについつい引き込まれてしまいました。食にしても建築にしても、単なる紹介文や説明文の本はよくありますけど、こういうスタイルで書かれた本って、なかなかないような気がしました。
2月 12th, 2007 at 9:57 PM
建築家気取りさん、コメントありがとうございます。
私の場合、建築にそれほど知識があるわけではないですが、
食事ってシチュエーションで味が、がらりと変わったりしますものね。
そういう意味でも、こういう素晴らしい場所での食事は
きっと素敵だろうなぁと思ってしまいます。
最近は提灯記事的な内容の本が多い中、そういった
要素が全く感じられない、この本は貴重だと私も思います。
3月 17th, 2007 at 1:17 AM
お久しぶりです。ちょっと面白いエッセイをネットで発見しました。もしかしたら既に読まれたかも知れませんけど。
http://www.momotown.net/designer/inaba.html
「近代名建築で食事でも」とはまったく異なった文体で驚きました。それ以上に、稲葉なおとさんって、私が思っていた以上に有名な人だったんですね。
3月 17th, 2007 at 9:16 PM
建築家気取りさん、コメントありがとうございます。
ネット上のエッセイ、妻に教えられて存じておりました。
情報、ありがとうございます。
文体は違っても、才覚のある方の文章は楽しいし、ためになりますね。
ぜひまた続編でも出してほしいなぁと思います。