• 196月

    オーディオマニアの方々がどんなメディアで聴いていらっしゃるのか、ふと気になってTwitterでアンケートを取ってみました。
    基本的に私のフォロワーさんが回答してくださった形でしょうし、オーディオマニア全般に通じるものではないかもしれませんが、あえて「円盤」に限って質問してみたので現状の傾向もなんとなく分かるかなと。

    まずはレコードについて。

    所有されていないという方が47%と、私の予想よりは高い比率となりました。
    レコードがブームと言ってもまだまだ新作が大量にリリースされているわけではないですから、どうしても過去の遺産に頼る形ですし、年齢層は高めになる傾向なのでしょう。
    レコードを持っている方でもそのうちの6割強は300枚以下と、あくまで聴きたいものを収集しているといったところでしょうか。
    残りの4割近くの方々はもはやレコードコレクターとお呼びしたほうが良いのかもしれません。
    ちなみにうちは500枚前後じゃないかなぁと思われます。

    次はCDです。

    こちらはさすがに持っていないという方はごく僅かです。
    配信が増えてきているとはいえ、それでは聴けないものもあるでしょうから、リッピングのためだけに購入というパターンもあることでしょう。
    ただやっぱりここは200枚以上お持ちの方が2/3と、まだまだメジャーな音源はCDなのだなという印象も受けました。
    逆に言えば200枚以下の方々はNWPやネット配信へ移行するorすでに軸足を移している候補群とも言えそうです。

    そして最後にSACD。

    CDを買ったらSACDハイブリッドだったという要素を加味して考えると、実質4人に一人という結果は思ったより少ない印象かな?
    すでに配信ではDSD 22.4MHzといったものも出てきている中で、スペックだけで言えば厳しい時代になってきつつあるのかもしれません。
    良いピックアップがないのもあって、良質で安定したプレーヤーが減ってきていることも影響しているでしょうね。
    ただ、最近も良質な復刻盤がリリースされていたりしますし、個人的にはもうちょっと続いてほしいところです。

    いずれにしましても、オーディオ機器だけあっても音楽が聴けるわけではなく、そういう意味では音盤は大切な資産でしょう。
    配信が主体になっていく傾向は避けられないにせよ、愛聴盤が心地よく楽しめるオーディオでありたいなと思っています。

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    Filed under: Audio
    2019/06/19 12:00 pm | オーディオマニアのメディア事情 はコメントを受け付けていません

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