• 188月

    他の部屋に移そうかと検討しつつもなんとなく現状のままとなっていて、ルームチューニング材でなんとか帳尻合わせしてあるのですが、どうも「あちらを立てればこちらが立たず」になっている感が強まってきました。
    とりわけKLH4を入れてからは「この小さいほうが音色が自然なのでは?」と感じる部分も目立ってきましたし。

    最初は状況を把握するためにいちばん効いていることがハッキリしているRWL-3を撤去するところから始めて、何が音色の部分でいちばん「悪さ」をしているかを探るところから始めました。

    まず、ミュートパネルを以前使っていたようにスピーカー横に装着してみますと、壁からの反射が思った以上に多いということを再認識させられます。
    狭い部屋を縦使いしていますから、やっぱりそこはかなりネックになっています。
    ただ、外した理由にもなっているようにデッドになり過ぎてしまう傾向もありますし、中高域以上で効いてくる感じですのでトールボーイ的な802全体でバランス良くというわけにはいきません。

    そこで次は窓に置いてあったDAIKENのボードを全撤去してみました。
    実際は後方から始めたんですが、低域の被りは出てくるものの、音色は減らすごとに自然な方向に向かっていきます。
    右の窓も同様でしたが、いちばん効いたのはスピーカー背後の窓でした。

    結果的には10枚全部を部屋から撤去する形になりました。
    これで音色だけでいえば不満がない程度に自然になりましたが、その分だけ中低域は響くようになります。
    ミュートパネルをいろんな場所に試したりもしましたが、どうもしっくり来ません。
    最終的にスピーカー足元にWS-1を集結させ、ミュートパネルはリスポジ背後の左右に配置する程度に。
    RWL-3やWS-1は効果もさることながら、あまり癖のある調音のされ方をしないので使いこなしやすいのですが、どうも他のものは変化はそこそこ大きいものの、音色の自然さを保ってくれないように感じてしまいます。

    むしろシルクなどの布を使ったほうが効果は気休め程度かもしれませんが、少なくとも音色自体を変えてしまうようなことはないようなので、スピーカーに対面するような場所には布を配置しておきました。
    (写真のミュートパネルはすでに撤去しています。)

    まだ完璧とはいかないですが、一応これでずいぶん「人工的」な風合いは減ったように思います。
    あとはRWL-3の内振り角度(13cmくらい)、椅子の水平確認をしたところで、今回はここまで。
    残りはスピーカーの位置を見直してみようかと思っているところです。

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    Filed under: Audio
    2019/08/18 12:00 pm | 調音材を大幅見直し はコメントを受け付けていません

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