カメラ事業からは撤退した京セラですが、京セラレンズを搭載した
コンパクトデジカメ「EXEMODE DC503」がジョーシンで発売されるそうで。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2006/10/17/4850.html
率直な意見を言いますと、「京セラレンズ」がブランドとして通用するとは
あんまり思えないんですけどねぇ。(^^;
とはいえ、本来は由緒あるレンズ技術を引き継いでいます。
おそらく開発は「京セラオプテック」だと思うのですが、OEMでケータイ用や
スキャナ用などのレンズを生産してます。
古くは、伝説の「富岡光学」を起源とした会社でもあります。
その後、ヤシカに買収され、さらに京セラグループになったわけですが。
ただ、カメラのレンズスペックを見る限り、そういう「頑張り」を
感じられるようなものでは、どうもない感じですねぇ。
カメラは辞めたにしても、できればフォーサーズにでも参入してもらって
CONTAXブランドでレンズ供給だけでもしてくれたら面白いのに、
とか勝手に思ってみたりしてますが、やっぱり無理でしょうねぇ。
どうせ出さないなら、コシナにでも「contax」のブランドを譲り渡して
欲しいなぁ。
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2 Responses
10月 18th, 2006 at 8:16 PM
MacBSさん、こんにちわ。
「Finecam M400R」と言う、400万画素・10倍ズームの京セラのコンデジ、今でも使っています。望遠側ではピントが合いにくい、絵のコントラストが強い等の欠点のほか、修理対象と言う欠陥品なのですが、小さくて軽いのがいいです。
もっとも、このコンデジを入手した理由は、他社の同スペック品の半額位で買えたからなのですが。
そう言えば、先日、新聞で読んだのですが、「ヤシカ」ブランドは今でも、ブラジルでは非常に人気があるらしいです。
10月 18th, 2006 at 8:31 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
Finecamは画像処理プロセッサにRTUNE、
実質はNuCOREテクノロジーのチップを搭載していて
なかなか悪くなかったと思います。
ただ、今回のデジカメは、レンズだけが京セラですし、
画質的には全くの未知数ですね。
レンズのほうも35~105mm相当はあまりに当たり前過ぎますし、
最短撮影距離がマクロモードですら20cmというのも
ちょっと弱いと思います。
ヤシカについては、海外ではまだまだ人気があると思います。
京セラは採算重視の企業体質ですから、
今さらヤシカの名前でカメラを出すことはないでしょうねぇ。
せめてcontaxの名前だけは、どこかに「売却」してもらいたいと
思っていますが、なかなか難しいかもしれません。