DELAのオーディオ用NAS「HA-N1AH20/2BK」のインシュレーターを交換してみることにしました。
まだ保証期間ですので、いつでも元に戻せて故障につながる恐れのない部分だけ手を入れたいというのと、純正の脚があまりに貧相なので…。
DENONやセイシンのインシュレーターが手持ちでありましたが、あいにく突起があったりネジの長さが合わなかったりで断念し、まずはネジだけチタンに替えてみて変化を探ってみました。
ついでに内部も見ておいて、HDD固定部分にウレタンワッシャーとセイシンのワッシャーを追加もやっておきましたけど、これもまあ簡単に元に戻せる範囲でしょう。
この段階でも音は厚みが増してデジタル臭さが減って勢いが出ました。
楽器の音色がより自然になっていて、雰囲気的にはワッシャーが効いたような気がします。
そこで調子に乗ってSONYの偏心インシュレーターを入手しました。
このインシュレーター、SCD-777ESに使われているのとほぼ同型と思われるもので、おそらく鋳鉄製に防振用のゴムっぽい素材を貼り付けたものです。
他にもいろんなインシュレーターはありますが、光学ドライブ系のもののほうが相性が良いかなと。
RKI-5005を敷くというのもかなり考えたのですけどね。
インシュレーター自体に付属のネジは太さは同じものの、ピッチが合わないので、もう少し長い手持ちのチタンネジで固定しました。
偏心になっているので向きがどう合わせるかが悩ましいところなのでしょうけど、まぁそこは気分で。(写真を撮った後、左右は揃えておきました。)
音はグッと重心が下がった印象でチタンネジに替えただけでもかなり良かったですが、よりオーディオライクな安定感が出たように感じられます。
とりわけベースの音が太くなっていますし、中高域の棘がなくキツさがなくなって余韻まで美しい気がします。
ボリュームがついつい上がる感じになった点を考えてもきっとかなり効果があったのではないかなと。
高級機のN1Zも筐体やインシュレーターにコストを掛けてあるようですし、そういう意味では多少効果はあったのではないかな。
振動自体は計測で差が出るほどでもないですし、そもそも振動源なHDDをSSDに換装するのが良いのかもしれませんが、そこは追々とやっていけば良いかなと思っています。
WD Blueだというのはデータ保管先としてはやや心もとないところはありますけどね。
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