ゼンハイザーからワイヤレスヘッドフォン「MOMENTUM 4 Wireless」が発表されました。
色によって発売日が異なるものの、まずはホワイトが8/23に発売だそうです。
ブラックが9月下旬の予定なのはこっちのほうが人気があるからなのか、このご時世で部材調達に時間がかかるからかな?
お値段は実売で5万円前後のようで、もう予約が始まっているお店もあります。
うちは前モデルの「MOMENTUM 3 Wireless」を紗羅が使っていますが、かなり好感触です。
他にもこんな感じで使い分けていますが、入手時期の違いはあるにせよ、イヤーパッドやヘッドバンドに不具合が出ているものが多いんですよねぇ。
・AKG Y600NC Wireless (iPhone XS)
・B&W P7 Wireless (iPad)
・DALI IO6 (iPhone 13)
・MASTER&DYNAMIC MW50
・SHURE AONIC 50 (Surface Pro)
・SENNHEISER PXC360BT
・SONY MDR-1ABT (Mac Pro)
トラブルがないのはB&W P7 Wireless、MASTER&DYNAMIC MW50、SONY MDR-1ABTあたりで、革を使っているものが頑丈な印象があります。
Momentum 3 Wirelessはシープスキンです。
今回のモデルはイヤーパッドがヴィーガンレザー、ヘッドバンドがファブリック地になっていて、耐久性ではやや心配な部分があります。
おそらくゼンハイザーですから保守部品としては提供されていくとは思いますけど。
デザインもかなり変わって、True Wirelessの2から3への変化になんとなく似た傾向の変化かと。
Momentum 3 Wirelessはだいぶ濃いテイストでしたが、今回のはややシンプルになりすぎてSONYに似ちゃったかなという気もします。(それが一概に悪いわけではありません。)
良さそうなポイントとしてはドライバーが新開発の42mm径の新素材振動板になっているところでしょうか。
あえて「新素材」としてボカしていますが、グラフェンとかなのかな?(個人的な勝手な憶測です。)
なお、ドライバーはアイルランドの自社工場で生産されるとのことです。
ユニットに傾斜を付けて配置するあたりも最近のヘッドホンの定番的なアプローチですね。
ノイズキャンセリングもかなり強化されたようでMEMSマイクを8個も搭載し、バッテリーもノイズキャンセリングOnで60時間も使えるんだとか。
コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveに対応していますが、LDACは非サポートみたいです。
aptX Adaptiveも24bit/48kHzで、ファームウェアアップデートで96kHzに対応する可能性はあるけれど未定とのこと。
LDAC対応とUSB接続でさらに魅力的になるSHURE AONIC 50とは方向性がだいぶ違って、外に持ち出す部分重視なのかなと感じます。
ただやはりしっかりしたものづくりと耐久性からすると魅力のあるヘッドホンになるのは間違いないでしょう。
あえて旧モデルを選ぶというのもアリだと思いますし、こちらも一度聴いてみたいと思わせてくれる機種だと思います。
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