SFP対応のハブが2台揃いましたし、光ファイバーケーブルでアイソレートを試してみることに。
まずはSFPモジュールが必要になるわけですが、評判が良いらしいPanasonicのは高いので入手しやすいアライドテレシスのものを。
ここだけ10GbE対応しても仕方ないかなと、ごく普通の1000BASE/SXの安めのものをチョイスしました。
他の候補としてはCISCOなども挙がったんですけどね。
PanasonicのほうはSFPが2ポートありますが、とりあえずはアライドテレシスのハブと双方にSFPモジュールをひとつずつ挿して、ハブ間をアイソレートする形です。
どっちをオーディオ用にするかはちょっと迷いましたが、つなぎ替えるのも面倒なので動作確認からの流れでPanasonicのほうで。
これまでは双方のハブにルータから通常のLANケーブルで引っ張ってきてましたが、ここをアライドテレシスのみにして光ファイバーケーブルでハブ間をつなぎます。
光ファイバーケーブルはお安いAmazonベーシックの10mを選びました。
10mも要らなそうな気がしますけど、光ファイバーケーブルでは反射の影響が大きいのは某通信会社の勉強会で学んでいましたし、将来的な配置替えでも便利かなと。
現状の見た目はまさにグチャグチャで、光アイソレートより物理的な整理のほうが重要な気がしないでもないですが、まぁ光アイソレートの効果を確認するということで。
さて音の変化ですけども、たしかに透明感は上がった気がします。
ただ良い方向への変化という意味ではPanasonicのハブ導入のほうが効果は大きかったかもしれません。
これまでのオーディオ系はルーターからハブ経由だったのが、いくら光アイソレートとはいえ、ハブを2つ経由することになった影響もあるかも。
SFPモジュールだって立派なノイズ源でしょうし…。
ただ管楽器の抜けが良くなったし、音色もより生っぽくなっていますし、ピアノの余韻が明瞭で美しいのはS/N向上のおかげなのかも。
全体に見通しの良い音で雑味が少ない印象ではあります。
やや硬質な感じになったかなぁという気もしますので、必須な対策かと言われるとやや微妙なところもあるかな。
LANアイソレーターがDELAやSoundgenicの側に装着されていますし、電源周りもネットワーク機器はDELAも含めてPC系としつつ、パソコン本体とはアイソレーショントランスで分けてあるなどの配慮が功を奏している可能性もありますが。
個人的にはハブそのもののほうが違いが大きいような印象は受けましたが、NASのアクセススピードが落ちるわけでもない(NASそのものの読み書きが遅いせいもありますが)ですし、気分的には安心感があるかなとは思います。
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