昨年から度々発生している瞬間電圧低下に悩まされています。
気づいたきっかけは朝、仕事部屋に上がってみるとパソコンやNAS、ルーターなどが再起動されていることがあったことでした。
最初は単純にOSや機器、アイソレーショントランスなどの不具合かなぁと思っていたのですが、どうも発生タイミングがハッキリせず放置していました。
その後、リビングのLEDシーリングライトが一瞬暗くなることに気づいて、まずは昨年の3月くらいに電力会社に連絡して調べてもらいました。
引き込み線や周辺の架線も交換してくれ、普段の電圧は少しだけ高くなっていましたし落ち着いていたのかと思っていましたが、また昨年末から再発してしまいました。
それからはリビングのシーリングライトが暗くなった時にメモしておくようにしたところ、ほぼ23時03分頃に発生していることが判明。
稀に23時02分だったり23時04分、23時19分だったりしますし、18時39分に気づいたこともあるので昼間も起きている可能性はあるのかもしれませんが。
23時というと深夜電力の始まる時間帯ですし、ご近所のエコキュートあたりが原因なのかなぁと再び電力会社さんに問い合わせました。
今回は屋内の配電盤、スマートメーター周辺にまず電圧ロガーを1週間取り付けて内部配線の問題ではないことが確認できました。
そしてまさに23時前後にごく短い時間(たぶん1秒未満)、一瞬だけ電圧が低下していることも判明しました。
日によって幅がありますが、その時の最低記録は95V台となっていまして、101V±6Vにはかろうじて収まっています。
そこでさらに柱上トランスの低圧側と高圧側、さらに近隣の少し離れた場所でまた1週間電圧計測してくれました。
今回も電圧低下自体はしっかり発生していて、最低で96Vくらいのようでした。
また高圧側や離れた場所でも電圧降下しているそうで、ごく周辺のお宅が引き起こすようなものではないようです。
担当者さんの推測では近隣施設の高圧契約で夜間暖房(人がいない時に暖房??)が原因ではないかと推測しているようでした。
ただ「対処方法が電力会社側ではない」という謎の回答でして、さすがにそんなことはないのでは?と疑問に思います。
高圧側ならそんなに契約しているところも多くないでしょうから原因場所の特定は最低でもできるでしょうし、制限抵抗やSVRなど対処方法もありそうな気もします。
施設側の問題だとしても一般家庭ならまだしも高圧契約なら電気主任技術者も選定されているでしょうから、少なくとも近隣に影響を与えていることは伝えられるはずかと。
機材の不具合なら将来的にさらに悪化して本格的な停電を引き起こしてしまう可能性だってあるでしょうし。
ちなみにこの調査期間の間にパソコン周辺機器やパソコン本体が再起動することはありませんでした。
機材にもよりますが、場合によっては50%くらい低下しないと動作不具合を起こさないものも多いはずで、再起動しちゃった時にはもっと派手な電圧降下が起きている可能性もあるのでしょう。
もちろん他の住宅では問題ない(気にしてない)のであれば、コスト面からそこまでやれない、というのは営利企業でもある限り仕方ないことだとは思います。
法規上も「101V±6V」なわけですし。
もし何も対応してくれないのであれば、自身でUPS導入も考慮しますし、電圧ロガーも自前で設置してみることも考えたいと思っています。
ただ少なくとも原因特定くらいはちゃんとやっておいたほうが予防措置になるんじゃないかなぁと個人的に思いつつ、モヤモヤしているところではあります。
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