Stetzer Electricのノイズフィルタ「STETZERiZER」をさらに買い足してみました。
greenwaveのほうが有名で最近は分解して内部回路が判明した互換品が出回っていたりもしていますが、個人的には出音への影響がまろやかで高周波まで緩やかに効いているっぽいSTETZERiZERが好みではあります。
まずは動作確認も兼ねて先日入れ替えたサブ系の電源タップ「API Power Wedge Entry」に挿してみました。
EMI Meterで見ると数値はほとんど変わらずですが、出音としては澄んでいて空間表現が良くなったような印象です。
逆に先日外したAPI Power Enhancer Entryは粒が粗くなる印象で、良く言えば力強い感じにもなるのですがノイズフィルタのデメリットのほうが目立つ感じでした。
STETZERiZERはあまり音に悪影響がなく、逆に言えばすでにパソコン周りなどに導入済みだと、もうそこまで大きな改善もない感じです。
次にPower Enhancer Entryと双方とも外してみると力強さが少し高まるので、意外とコレで良いなぁということになってサブ系からはどちらも外してしまいました。
どこか全然違う場所で使ってみようと廊下や炊飯器、電子レンジ、冷蔵庫、エアコンなど色々試しましたが、EMI Meterの数値が安定して下がったのはリビングの照明周りのコンセントでした。
ここにはiPadのACアダプタが付いているくらいですけど、リビングの数値は1/3くらいになりますし、オーディオ部屋のほうも10mVくらい下がりました。
さすがにオーディオ部屋の出音への影響までは分からないというのが正直なところですけど、かなり高めだったリビングの数値が下がっただけでも効果はあったでしょう。
ちなみに数値が上がりやすいのはうちだと炊飯中のようで、そのわりに炊飯器と同じコンセントよりリビングに装着したほうが全体としては下がりやすいというのも面白いものです。
あまり過剰に装着してももうあまり効果もないでしょうし、このくらいで十分かな。
本来は配電盤工事をするともっともっと良くなるような気もしますし、そもそも屋内配線も少し老朽化してきつつあるとは思いますが、当面は現状の電源環境でやりくりしようかなと思っています。
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