FIBBRの光ファイバーHDMIケーブル「PURE2」を入手してみました。
長い引き回しで伝送できなくなるのを防ぐのが主目的かと思うのですが、1.5mですしMac miniでのお試しです。
同時にFIBBR 8K HDMI 2.1も入手しております。
まずは前述のとおり、Mac miniとLGの4Kディスプレイを繋いでみます。
下手なHDMIケーブルだとリフレッシュレートが30Hzになってしまいますが、ちゃんと60Hzで動作しています。
注意点といえばディスプレイ側と出力側の「向き」があることくらいでしょうか。
メタルのこれまでのHDMIケーブルとくらべると発色が若干良く、OSのフォントのアンチエイリアスが目立つ感じです。
画面共有(速度優先)で色数が少ないのがバレるのがいちばん分かりやすい差です。
画面共有のほうが画質差が如実なのはHDMIからのノイズでLANの速度が低下していた影響もあるのかもしれないですね。
光HDMIケーブルどうしの差は正直、パソコンの画面表示くらいではわかりませんでした。
そもそも画質的にはThunderbolt接続なMac Proのほうが若干優位なくらいです。
目的がそもそもノイズ対策寄りなので問題ないですが。
あと、PURE2のほうは端子部分が結構発熱するのも気になります。
ノイズのほうはEMI Meterで分かるようなノイズ減少は残念ながら見受けられません。
ただUSBで接続してあるHP-A8や据え置きオーディオの出音は若干良くなった気もしますし、前述のように画面共有の描画がキレイになった感はあります。
HDMIよりも本来はUSB3.0やThunderboltのほうがノイズは多く出しているかもしれませんし、光HDMIとはいえ結局は端子双方に光変換部が入っているので、そこからノイズが出ていればいっしょのような気はするのでどこまで効果があるかはなんとも言えないところです。
大型のホームシアターや引き回しが極端に長い場合を除けば、FIBBRの廉価なモデルのほうで十分な気もしました。
PURE2はちょっと古いので、性能的には8K対応で廉価なほうが「ハイスペック」ですし。
あまりこういう使い方をする人は少ないかと思いますが、roonなどでディスプレイを離れた場所まで引き回したい場合やオーディオへの影響を最小限にしたい向きには有効な手法かもしれません。
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