• 216月

    HIFIMANのイヤホン「RE800 silver」を入手しました。

    以前から気になっていましたがリケーブルできなかったり、見た目が安っぽいのもあったりで見送っていました。
    発売当時はそのわりに高価だったというのもありますが、今ならそこそこお手軽に入手可能です。

    こんなに小さくて大丈夫かなと思うくらいの「おまけイヤホン」みたいな外観ですが、堂々たる音でビックリします。
    実質カナルなのですが、そういう詰まった感じが少なく、小さいくせに余裕のあるサウンドで、ヘッドホンっぽいという噂はたしかにその通りかも。
    さすがに開放型とまではいかないですけどね。

    イヤーピースもたくさん付属していて2段キノコが標準だと思われます。
    奥に入るほうが高域が伸びる印象で、最終的にはSpiralDotをチョイスしました。
    最近流行りのシリコン系よりは若干ゴムっぽさの残るイヤーピースのほうがまとまり具合が良いみたいです。
    装着がしっかりしていないとラジオかと思うようなナローレンジになってしまうので、イヤーピースは選ぶほうだと思われます。

    面白いのは片耳しか装着してない状態でも音が痩せないところでしょうか。
    リケーブルできない、ごく普通の見た目のケーブルもセパレーションがなぜか良いですし、取り回しも良好です。
    中高域がちょっとシャリつく傾向はありますが、HIFIMANのヘッドホンに通じる空気感再現度の高さが魅力かなと。
    能率はあまり良くない(公式にはインピーダンス:60Ω,感度:105dB)ようで、見かけと違ってアンプ側の駆動力はそれなりに必要そうです。
    だからこそ最近のパワフルなDACやDAPで使ってみると本領発揮してくれる側面もあって、今更ながらなかなかの満足度のイヤホンです。

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    Filed under: Audio
    2024/06/21 12:00 pm | HIFIMAN RE800 silver はコメントを受け付けていません

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