EFFECT AUDIOのイヤフォン用ケーブル「AresⅡ+/4wire(ConX to 2.5mm Balanced)」を入手しました。
4.4mmに変更していってる中での2.5mmですけど、イヤフォン側がConXというのもあっていざとなれば4.4mmに換装しても良いかなと思っての入手です。
すでにAresII+/4wireのConXじゃないタイプやAres Sを持っているのでやや今さら感はありますけどね。
まずは当初付いていた2pinからMMCXに交換するために2pinのConXアダプタを外す作業から始めましたが、ちょっと固着してるんじゃないかと思うくらい固くて取り外すのに手間取りました。
ConX Basic Kitに簡単な工具が付いていますが、引っ掛かりが少なく力も入れづらいのであまり力を入れすぎたら工具やプラグ側が壊れちゃうんじゃないかと思うほどです。
ちなみに2pinはねじ込み式だと変な向きになるんじゃないの?と邪推してましたが、正負が入れ替わるようなこともなく、ちょうど良い具合に向くようです。
ケーブル本体の硬さはConXじゃないタイプのAres II+と全く同じで、Ares Sと比較すると取り回しの良さでかなり劣ります。
被膜の変更だけでなく、導体の太さも多少違う(II*は22AWG、24AWG)から仕方ないところなのでしょう。
Unique Melody Maverick Tiとの組み合わせで試聴してみましたが、低域は期待したほどのパワフルさはありませんが十分な存在感があります。
高域はややサラサラとした質感がありますが耳障りな刺激はなく、女性ボーカルの再生では艶やかさが際立ちます。
4.4mmから2.5mmになっても優れたセパレーションと空間の広がりは維持されていて、そこはAres II+の魅力でしょう。
使用を重ねるにつれて自然な音色が出てきましたし、空間の広がりはありながらも穏やかな空気感を持ち合わせています。
4.4mmと2.5mmの差もありますが、ConXの有無で同じAres II+を比較すると若干鮮度は落ちているかも。
Ares Sでも若干似たような鮮度低下を感じたので、やはりそこは変換アダプタ的な接点の増加はあると考えたほうが良いのでしょう。
Ares Sは被膜や取り回しが圧倒的に向上しているのでそこにメリットがありますし、2pinはちょっとしたことで折れたり曲がったりするので、そういう意味ではとてもありがたい仕組みだとは思います。
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