Caplio GX8はCCDが1/1.8型と比較的大きいとはいえ、
やはり824万画素と高画素ですから、ノイズの多さがどうしても気になるところです。
実際、試してみても、ISO100ですら、暗部ではノイズが少し乗り始めます。
一応、ISO1600まで対応しているものの、とても実用になるレベルでは
ないと言っても過言ではないでしょう。
そんな時に頼りになるのが、「NeatImage」です。
以前もD70で試しましたが、今回はさらにノイズが手強いGX8で実験
してみました。
なお、サイトには、ちゃんとRICOH用のプロファイルも公開されてますから、
ばっちり対応できます。
で、まずはISO64のオリジナル
等倍pixel画像が左のものです。
確かにノイズはないですが、
若干手ぶれが起きてますね。
そして、お次がISO400の
オリジナル等倍pixel画像です。
普通に画像を見る分にはそれほど
目立ちませんが、さすがに等倍でみると、
400でも、かなりノイズが目立ちます。
そして、これをNeatImageで
処理した画像が左です。
画像の質感を損なわずにうまく
ノイズが消えてますね。
あえていえば、色乗りが少し
悪くなっているかもしれません。
また、別のソフト「WaveletNR」で
処理したISO400の画像も載せて
おきます。
フィルタ効果75で処理してあります。
こちらもかなり改善されていますが、
なにぶん処理パワーがかなり必要
なので、常用は大変かもしれません。
さらに、参考までにISO1600の
NeatImage処理画像も載せて
おきます。
正直、これはさすがに常用不可かと。(^^;
まぁ、基本的にはISO64固定で使うのがベストですが、暗いシーンでは
ISO400までなら、NeatImageで救えると考えて良さそうです。
他のデジカメでもNeatImageは非常に有効なソフトですので、英語版では
ありますが、ぜひ活用してみてくださいませ。
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4 Responses
4月 17th, 2006 at 2:14 AM
突然のコメント失礼いたします。Googleの検索から貴ページ拝見しました。今年になりGX8を購入、いまではすっかり手放せなくなっています。画に現れる独特のノイズこれは粒子として働いていると思いますので邪魔者ではないと考えていますがDIGICやらVENUSといった描画エンジンと較べるとやはり目立つ時もあります。
以前からNeatImageのことは検索していて知っていたのですがWin版しか無い・・・とずっと諦めていました。しかしMac版があったとは!さっそくDLして使っています。写真サイト(Flickr)にアップロードする用には充分の性能です。
GX8で録るようになってからは録る時の楽しみ。録ったあとで調整するときの楽しみ。と、二度おいしいですね : )
4月 17th, 2006 at 12:49 PM
susさん、コメントありがとうございます。
GX8、大変良いカメラですが、暗部のノイズだけが
ちょっと辛いときがありますよね。
そんな時、NeatImageなら救ってもらえて助かります。
Mac版の件も、もっとちゃんと書いておけば良かったですね。
GX8+NeatImageなら、GR DIGITALにも負けないかもしれません。
ぜひ快適な撮影を楽しんでくださいませ。
4月 19th, 2006 at 12:49 AM
さっそくのレスポンスありがとうございました。NeatImage、まだ操作に慣れている最中ですが、ノイズ除去お見事!また他のページ検索していて肌の質感を整えるのにも効用がある記事もあり、なるほどなあ、と。
事後になりましたが拙作ページでリンク、トラックバックさせていただいています。
それでは今後とも宜しくお願いいたします。
4月 19th, 2006 at 11:58 AM
susさん、コメントありがとうございます。
NeatImage、やりすぎると、ちょっとのっぺりとしてしまいますが、
それでもGX8には最適といえる気がしますね。
そちらのブログも拝見させていただきました。
GX8でのお写真、とても良さが活きていて、素敵ですね。
今後もぜひ愛用してあげてください。
…って、私もまた使ってあげなくては…。(^^;