「一太郎」や「花子」のヘルプボタンについて、松下が特許侵害として
提訴していた裁判で、地裁とは逆にジャストシステム側に逆転勝訴の
判決が出たそうで。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0930/just.htm
ヘルプボタンをクリック後に任意のボタンをクリックすると、そのボタンの
機能説明が表示されるという内容が「特許」だという主張だったわけですが、
法律的な判断はさておき、巷ではジャストシステム側を味方する意見が
多数を占めてました。
知的財産高等裁判所での判決ですから、おそらくこれが最終判断に
なるのでしょう。
松下は以前も一度、敗訴してるわけで、いい加減、諦めたほうが得策かも。
一応、私もソフト屋さんとしての立場から私見を言わせてもらえるならば、
「この程度は特許というよりアイデア・レベルでしょ」というところです。
たとえば、上の機能をちょっと変えて、機能アイコンを「?」の上まで
ドラッグ&ドロップで持っていくと、その機能の内容が表示される、
とかしちゃえば、もう別の『特許』になっちゃうってことですものね。
また、このような操作に関する『特許』は、ソフトウェアの操作性の統一を
妨げることになって、ソフトウェア文化の発展を妨げることになるかと。
法律的には難しい問題もあるかもしれませんが、今回は個人的には
やはりジャストシステム側を応援したくなっちゃいました。
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