夕方、近所の神社に
湧水を汲みに行くと、
ひときわ赤い稲の穂が。
これって、素人判断ですけど、
きっと「赤米」ですよね?
「赤米」は、玄米の色が赤褐色な、お米で、
コメのル一ツで、赤飯の起源と考えられてるそうです。
果皮や種皮の部分にタンニン系の赤色系色素が
含まれてるので、普通に精米しちゃうと、
白米になっちゃうんだそうです。
「枕草子」にも第227段『八月つごもり』で、
八月つごもり、太秦に詣づとて見れば、
穂にいでたる田を人いと多く見さわぐは、稲刈るなりけり。
早苗取りしかいつのまに、まことにさいつころ賀茂へ詣づとて見しが、
あはれにもなりにけるかな。
これは男どもの、いと赤き稲の本ぞ青きを持たりて刈る。
何にかあらむして本を切るさまぞ、やすげに、せまほしげに見ゆるや。
いかでさすらむ、穂をうち敷きて並みをるも、をかし。
庵のさまなど。
なんて風に登場するそうで。
それはともかく、赤米が実ってるところなんて、
初めて見たなぁ、というお話なのでした。(笑)
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2 Responses
8月 25th, 2004 at 12:04 AM
こんばんは、hi_banaです。
赤米じゃないけど、一昨年だったかな、山村礼子さんのレイコら村で収穫された黒米を購入して、白米に混ぜて食べたんですけど、赤飯みたいになって(黒なのに赤っぽくなるんですね)もちもちしておいしかったですよ。
赤米はどんな味、食感なんでしょうね。
では、退散。
8月 25th, 2004 at 8:31 AM
hi_banaさん、コメントありがとうございます。
赤米は白米と比べて、粘り気が少なく、ややパサパサした感じのようです。
また、冷めると極端に味が落ちるので、炊きたてを食べたほうが良いとのこと。
米のルーツというだけあって、野性味あふれる味なんでしょうね~。
近くの野菜直売所で売ってたら、買ってみようかな。