みんぽすさんからお借りしたシグマの一眼レフ「SD14」ですが、これまでは
ずっとRAWで撮影していました。
ご存じの方も多いかと思いますが、SDシリーズは当初、JPEG出力に対応せず、
RAW専用だった時代が長かったんですよね。
そのイメージもあって、RAWで撮っていたのですが、あえてJPEGにもチャレンジ
してみることにしました。
このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)
RAWと同様に、基本-0.3EVで撮影していきました。
SD14 JPEG撮って出し posted by (C)MacBS
結果からいくと、「十分使える」というのが率直な感想です。
赤というのは飛びやすい色ですが、それでもちゃんと粘っていますし、
コントラストもはっきりしていて、ノーレタッチでも大丈夫な感じに仕上がります。
問題があるとすれば、RAWとの同時記録ができないことでしょうか。
そうでなくてもメモリへの保存にはかなり時間が掛かりますから、現在の
処理速度のままでは厳しいのでしょう。
しかし、これも解決策が用意されています。
純正の現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の最新版を使うと、JPEGデータを
RAWから取り出すことができます。
これ、現像ではなく、RAWの中に入っているカメラ内現像のJPEGを抜き出す
機能なんですね。
以前、「x3f jpeg xtract」というフリーソフトがあったんですが、それと同等の機能を
純正ソフトにも追加したようです。
ただ、非常に残念なことに、Macの最新版3.3には、この機能が搭載されていないようです。
「x3f jpeg xtract」も現在は配布中止していますし、ぜひ早く対応してほしいところです。
ということで、その吸い出したJPEGとRAW現像したものも比較してみましょう。
SD14 JPEG吸い出し posted by (C)MacBS
SD14 RAW現像 posted by (C)MacBS
現像もそれほど細かく追い込んだわけではなく、オートからホワイトバランスなどを
微調整したくらいですが、それぞれの良さがある感じかと。
というわけで、とりあえずRAWで撮って、一旦全てJPEG抽出するのがオススメかな。
その上で、より追究したい写真は現像するのが良いのではないかと感じました。
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