HOYAに吸収されて、だいぶ経ってきたPENTAXですが、ようやく黒字化して
少し安定してきたようで。
しかし、黒字になったものの、将来的な不安からなのか、他社との連携を
模索し始めたようです。
CanonやNikon、SONY、OLYMPUSなどに比べれば、確かに少し弱い部分も
あるのでしょうが、安易に手放すようなことだけはしてほしくないですねぇ。
カメラが利益を出しづらいというのはわかりますが、コンシューマでの
知名度の維持や技術開発力を下支えしてくれる面もありますし、なにより
PENTAX自体が、日本のカメラの歴史そのものでもあるわけですからね。
とはいえ、生き残るために必要なら、提携もやむを得ないでしょう。
提携先としてはサムスンあたりが有力なのでしょうか。
個人的にはCASIO、あるいは富士フイルムあたりと組んだら良いかなぁと
思います。
やはりPENTAXは一眼レフとレンズが魅力ですからね。
ただ、HOYAにはTokinaもあるわけですし、これとの連携も重要でしょう。
場合によっては他社マウント向けのレンズをPENTAXで出していくことも
ひとつの方策かもしれません。
とはいえ、まずは素晴らしい評価を受けたK-7のように魅力ある機種で
まだまだ頑張ってほしいところです。
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2 Responses
8月 19th, 2009 at 9:52 PM
今晩は。
うーん、あの男の魂胆が露骨に見えてきたように感じますね~。一眼レフの
パイオニアブランドをなんだと思ってるんでしょうか。
一眼レフというカメラ形態の機能アップに大きく関わったブランドの
価値・業績を、全く理解していないように思えます。
ピントは自動、露出はプログラム自動露出で適当(失敗する可能性が
少ないという意味ですが)に撮影出来ると言う機能で初心者を取り込み、
市場の裾野を広げようとしたのかなあ?
フィルムを高感度化すれば、暗いけど軽いレンズで撮影は出来る。
真逆の組み合わせで、低感度フィルム+明るいレンズだとこんな表現が
出来るんですよと言う啓蒙活動が少なかったのかな。
脈絡のないぼやきみたいになってきましたが、初心者の中からコアな
ユーザーを育む事が出来なかったんでしょうね。
回りくどい事を言いましたが、PENTAXブランドは残さなくてはいけない
と強く思います。
8月 19th, 2009 at 10:08 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
ペンタックスの技術者の方々のことを思うと、
さぞお辛いだろうなぁと思います。
どうにか士気を維持していっていただきたいと願います。
一眼レフに限らず、最近のカメラは寿命が短すぎる点に問題があると
強く感じます。
新製品をどんどん出して、どんどん買い換えろ、というのは
いい加減見直すべきかと。
PENTAXが本当に存続できるのならば、あえてHOYAの下に
残らない方が賢明かもしれませんね。
オーディオなどはLUXMANなど、かなり紆余曲折ありましたが、
今でもちゃんと残っていますし、そういう道を歩むべきなのかもしれません。