先日も日本語変換システムを公開したGoogleですが、今度は
DNSを公開です。
早速試してみると、なかなか速い印象でした。
ただ、どうも使っていくにつれ、設定したユーザーが増えたからなのか、
それとも最初の印象がただのプラシーボだったのか、画期的に
速くなったとはいえない気もしてきました。
ということで、これはちゃんと検証してみたいなぁと思い、DNSの
速度を調べる方法を調べてみると、これまたGoogle謹製の
「namebench」というソフトを見つけました。
Mac版もあって、操作は簡単ですが、Name Serversの下のチェック2つを
入れたままだと、なぜかモデムがハングアップしてしまいました。
うちの環境の問題かもしれませんが、その点は要注意です。
そして、気になる結果ですが、結論からいうと、GoogleのDNSは
速いとはいえないようです。
以前、体感から@niftyではなく、so-netのDNSを設定して
使っていたのですが、今回の計測ではso-netも@niftyもそれほど
変わらず、Googleはこれらより遅いという結果になっています。
OpenDNSよりは速いようですが、日本での使用という前提では
現状のGoogle DNSは、あまり速度向上につながらないのかも。
ただ、セカンダリDNSとの併用で、なにかしらのキャッシュのような
仕掛けがされているのかもしれません。
そのあたりは詳しくないので、体感で判断するのが良いでしょうね。
個人的には、これまで通り、so-netのDNSを利用させてもらいつつ、
Google DNSのさらなる進化をチェックしていこうと思います。
BIND9によるDNSサーバ構築 by G-Tools |
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)
2 Responses
12月 4th, 2009 at 9:42 PM
日本語IMEはなかなか快適です
会社へATOKもっていけないので使ってます
MS IMEよりなんぼも快適です
12月 4th, 2009 at 9:46 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
確かに会社だとIMEの購入要望なんて出しづらいですものね。
MS-IMEもこれに刺激を受けて、少しは改善を目指して欲しいところです。