少し前から銀塩ユーザーの間では話題になっていたのですが、
富士フイルムがフィルムの製品ラインアップをかなり縮小するようで。
公式サイトにはまだ記載がないのですが、以前フライング掲載した
ナショナル・フォートさんが再掲載しているので、間違いないでしょう。
http://www.nationalphoto.co.jp/1F/051213_discon.htm
主に中判の120フィルムの単体販売が減っていますね。
パック販売は継続するようで、まとめ買いしてくれ、ということなのかな?
品種は減ってないようですけど、それも時間の問題かも。
問い合わせをされた方も結構いらっしゃって、それによると、製造可能な
最小ロットを下回ることも多いようです。
確かにフィルムの製造ラインはかなり大掛かりで、大規模な完全暗室が
必要なんですよねぇ。
あと、添加剤の環境負荷の問題もありますし、前途多難だろうなぁ。
まぁ、富士でいえばネオパンSSみたいなシンプルなモノクロなら
そこそこのコストで製造環境を構築できるでしょうし、品種を絞ってでも
なんとか残っていってほしいものです。
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4 Responses
1月 29th, 2010 at 11:32 PM
12枚撮りがなくなるのは痛いですねぇ
ハーフで36枚はきついんですよねぇ
1月 30th, 2010 at 12:06 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
24枚撮りまでは現像費用が同じお店が多いので、適当なところで
巻き戻すという手段を使うしかないでしょうね。
もったいないから、ついつい最後まで使いたくなっちゃいそうですが、
そこはブラケットとかで消費しましょうか。
それにしてもフィルムはかなりヤバそうな雰囲気です。
足柄の工場もどんどん別製品の製造設備に建て替えちゃってましたしねぇ。
1月 30th, 2010 at 7:13 PM
MacBSさん、こんにちわ
フィルムの種類が減るの、仕方がないと思います。だって、現実として、フィルムで写している人をほとんど見ない状態ですから。現在、カメラや携帯電話で写している人の内、フィルム式カメラで写している人って、20人に1人位ではないでしょうか。また、大量にフィルムを消費していた使い捨てカメラで写している人もサッパリ見なくなりましたし。
それにしても、先日、新宿御苑に行った際、8×10判で写している人がいたのには驚きました。このシートフィルムって、1枚1200円位するようで、これで風景を撮影していて、人が入ってきたりしたら泣きますね。
1月 30th, 2010 at 7:31 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
フィルムの出荷量は、平成10年からの10年間で88%くらい減少したようです。
確かに減っていますが、1/10というのは思ったより多いのかも。
以前のような大規模事業にはならないでしょうが、生産設備のコンパクト化などは
フジもきっと検討していると思います。
8×10は合同写真展をされていらっしゃる方もおみかけします。
デジタルは確かに簡便ではありますが、得るものが薄い気がしてしまいます。
逆にいえば、フィルムなど不要になるくらい、魅力的なデジタルに
早く育ってほしいといえるのかもしれません。