アンプが欲しくなったのもあって、今日はCDを持って、オーディオ
売り場を2店、はしごしてきました。
試聴に持って行ったCDは下の2枚です。
letters 川江美奈子 一青窈 by G-Tools |
ドビュッシー ソロ・ピアノ作品集 仲道郁代 ドビュッシー by G-Tools |
結論から言うと、アンプの最有力候補は、先日も書いたortofonの
LMA-80ですね。
とにかくどんなスピーカーでも無難にこなしますし、それでいて
CDプレーヤーの違いも明確に示してくれます。
パワー感もしっかりありますし、音色も好みのものでした。
次候補はお値段でお得感のある「PRIMARE I21」でした。
PRIMARE(プライマー) I21 インテグレーテッドアンプ
電源を入れてから音が安定するまで、だいぶエージングが必要ですが、
コストパフォーマンスは高いです。
上位モデルも視野に入れて考えれば、オルトフォンとも良い勝負かも。
そして、意外だったのがプレーヤーによる音の違いです。
マスタープレーヤーには、ESOTERICのX-05を使いました。
エソテリック 【税込】 スーパーオーディオCDプレーヤー X-05
このプレーヤーが良すぎたんですね。
他の現実的なモデルにすると、音が豹変しました。
あえてメーカーは伏せますが、「プレーヤーでここまで音が悪くなるのか」と
がっかりするものもありました。
現実的な価格の範囲で、我慢できるのは、PioneerのPD-D6あたりかな。
ただ、一度良い音を知ってしまうと、プレーヤーは元に戻れませんね。
いっそのこと、AccuphaseのDP-75を実家から奪取してくるのが良いかも。
さらにスピーカーも色々聴き比べましたが、ここでも意外だったのが、
TANNOYの「Stirling SE」です。
タンノイ スピーカーシステム(1本)プレステージ・シリーズ
STIRLING/SE
以前は高域が伸びず、ジャンルを選ぶ感があった気がするのですが、
今のモデルはオールマイティに良い音でした。
北欧系のアンプとの相性も良かったのかも。
これも現実的なサイズのものを模索しましたが、DALIの「Menuet II」が
ベストでした。
DALI MENUET II ( Royal Menuet 2)
これも北欧のスピーカーですね。
どうやら最近の私の耳には、北欧のサウンドが合っているようです。
本命はアンプですが、こうやって聴いているとオーディオ熱が再発
しそうです。
カメラとは違う、心の安らぎをもらえる気がしますし、スローペースで
再開できたら良いなぁと思います。
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4 Responses
11月 16th, 2008 at 2:42 PM
ども、今日は。
こちらは小雨模様ですが、そちらは如何?
色々と息抜きして楽しんでおられるようですね(^^)
やっぱりそんなに違いがあるんですね。自宅では当然自分のプレイヤー
しか聴かないので比較が出来ませんが、たまには聞き比べも新鮮で良い
ですね。
数世代にわたってCDプレイヤーをupgradeし、更に自分で部品交換した
経験で言うと”ポン”と急激なピーク信号が来たときの電源供給能力の
差が大きいように感じました。もちろんピックアップから最後のアナ
ログ出力までの歪みが少ない事とか重要な事ですが・・・。
色々と試して音が良くなったときは、うれしいと同時に”今まで聴いて
いた音は何だったんだ?”と、損をしたように感じますよね。
ダウングレードは絶対に出来ませんよね。MacBSさんに同感です。
11月 16th, 2008 at 8:02 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
こちらはなんとか天気が保ったので、紅葉を撮ったり、
湧水を汲んできました。
以前も知人にプレゼントしたCDプレーヤーを自宅で
試してみたら、あまりにひどい音で、ちょっと後悔した
ことがありました。
価格差もありますが、メーカーでもずいぶん違いますね。
Pioneerはその中では頑張ってる方だと思いました。
個人的にはピックアップにお金をかけているものが
良い音がしていた印象です。
メカニカルなノイズが少ないことも重要なのかもしれません。
ダウングレード出来ないのは、つらい面もあります。
一度は湯水のようにコストを掛けましたが、今はもう
そんな余裕はないですからねぇ。
独身だったからこそできた技でした。(笑)
11月 16th, 2008 at 8:46 PM
どもども。
今時CDプレーヤーを作ろうとしたら、出来合いのパーツやユニットを
繋げば音が出るものは直ぐに出来るって事でしょうか。
低価格品では部品の選別も出来ないでしょうから、追い込めば良くなる
個体もあればそうならないものもある。だったらそこそこの品質で止めて
おきましょうって事になりそうですね。
ピックアップは信号を取り出すフロントエンドですから、大事ですね。
ノイズと言えば、先日30年位前のラジオ用ACアダプターとして市販の
スイッチング電源を繋いだら、ノイズがひどくて使い物になりません
でした。機械的だろうが電気的だろうが、雑音を押さえるのは重要だ
と実感した次第です。
11月 16th, 2008 at 8:55 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
安いプレーヤーは開梱してみると、おそろしいほど
シンプルな中身になっています。
昔のチューナーよりも部品点数は少ないですからねぇ。
ドライブユニットは金型などを起こしていたら、
採算が取れないのだそうです。
VRDSだけは真面目に作ってありますからね。
まぁ、ピックアップの基幹部品はもうSONYしか作っていない状態と
いっても良いようです。
外側のブロックだけでも真面目にやってる
TEACやPioneer、マランツは頑張ってると思います。
スイッチング電源はノイズの塊ですからねぇ。
真面目な電源を組むと、かなりお金がかかりますから、
仕方ないのでしょうが、今の時代はそうしたものを
求める人が減ったのでしょうねぇ。
明日もオーディオ専門店に試聴に行ってこようかと
思っています。
うまくお店が空いていれば、また色んな機種を試聴できるかと。