先日作ったレコードプレーヤー用のコルクシートですが、やっぱりレーベル部分はザクリを入れたほうが良いかなと。
上にフェルトがあるのである程度の厚みは吸収されるはずですが、横から盤面を眺めると反っているディスクだと特に中心から外側に向けての微小な傾斜が目立つんですよね。
ほぼ気のせいレベルのようにも思いますが、ザクリを入れて悪いことはないわけですし。
ただ、このザグリが手持ちの道具ではなかなか苦労しました。
最初は紙やすりしかなくて、番手もかなり細かいものだったからザグリを入れているというよりは表面を磨いてるような状態に。
そこで色々ホームセンターで物色した結果、外径100mmのジスクペーパーというのをゲットしてきました。
装着する器具がないので、結局は紙やすりと同じような使い方になるんですけど、大きさがほぼレーベルと同じですし、多少はやりやすくなりました。
結局どのくらい削るのが良いのか分かりませんが、とりあえず多少凹みが分かる程度にはザグリを入れられたかと。
ここまでやるなら普通に市販のプラッターマットを買ったほうが良さそうな気もしてきましたが、何事も経験、ということもありますし、やってみた価値はありました。
盤面のほうはやっぱり平坦度が上がった印象ですが、音傾向は特に大きな変化はないかな。
針飛びしやすいディスクが大丈夫になったような気もしないではないですが、それはむしろカートリッジの違いやプレーヤーの水平をしっかり取ったこととかのほうが関係していそうです。
アナログプレーヤーは色々と気にかける部分が多くて、それが趣味としては楽しいですから、まだまだこんな調子で誰の役にも立たなそうなエントリーが続くかと思いますが、ご勘弁くださいませ。