以前、既存の音楽ファイルをMacでアップサンプリングする話題を書きましたが、使い勝手が良いのはやはりリアルタイムでのアップサンプリングかと。
ただ、整数倍はともかく、44.1kHzの場合、96kHzや192kHzといった辺りにアップサンプリングすることも多く、SRCの出来に結構左右されるケースも多いようです。
というわけで、SRCの出来を簡単に比べられる情報はないかなぁと調べてみると、こちらのサイトが詳しいようです。
http://src.infinitewave.ca/
英語のサイトですし、波形の意味が分かりづらいかと思いますが、そこも日本語で見方を説明してくださっているサイトがあり、分かりやすいです。
なお、この比較はダウンサンプリング時のものですが、アップサンプリングでも似た傾向はあるでしょうから、かなり参考になると思われます。
要するにエコーがあると波形の残像が飛び交い、クオンタイゼーションノイズが入ると背景がうっすら青くなるという風に見れば良いのかと。
多少の量子化ノイズは仕方ないような気もするので、やはりまずはエコーの少ないものが優秀かと思われます。
高価なソフトでもかなりひどいものもあったりで、面白いものです。
iZotopeが優秀なようなので、これを使っているFidelia
ただ、CPU負荷などを考えると、いっそのこと、ハードウェアに任せたほうが賢いのかもしれません。
うちのJAVS DAC-2 MARCHもSRC4392が搭載されていますし、BEHRINGERのSRC2496 Ultramatch Proあたりは安くて良さそうだなぁと思います。
なお、SRC4392は高域にちょっとだけクセがある印象で音色の変化がある印象ですが、好み程度のものです。
現状は再生ソフトにAudioGate(聴き流す場合はiTunes)、DAC-2 MARCHのSRCはオンで使っています。
この比較結果を見る感じでは以前試用したAudirvana PlusやFideliaを導入してみるのも良いかもしれませんね。
ただ、iTunesの気楽さも捨てがたいので、BitPerfect