カートリッジもそこそこ揃ってきたところで、意外とシェルリードやヘッドシェルなども重要な要素だと感じてきたので、候補になりそうなものを検討してみました。
ケーブル好きとしてまず気になるのはシェルリード線なんですけれど、これが意外と選択肢が多くはありません。
私が愛用しているイギリスのケーブルブランドなどもシェルリードは出してないんですよねぇ。
スピーカーケーブルなどを使って自作されている方もいらっしゃいますが、そもそも地元ではリード線端子も調達できないですし…。
市販品の中で価格も含めて試してみたいというと、定番中の定番っぽい、audio-technicaのAT6101でしょうか。
PCOCCというのもオーディオテクニカらしいですし、なにしろ価格が(私の感覚では)安いです。
他にもいろんなのが出ていますが、取り付け、取り外しで断線しやすいものも多いらしく、あまり無理に太くて硬いケーブルを使うのは良くないのでしょうね。
全体の自重も重くなってしまいますし。
シェルリード単体が少ないもう一つの理由としてはヘッドシェルのほうにリード線が付属しているから、というのもあるでしょう。
それならいっそのことヘッドシェルを検討するほうが賢明かも、というわけでこちらも調べてみます。
オーディオマニアとしての憧れでいえばやっぱり断然、SMEですね。
あのパンチング加工されたのが音にホントに良いのか、とも思いますが、今でも非常に高額で出回っています。
反対に素材に拘ってるという点で山本音響工芸さんのヘッドシェルも気になります。
同社お得意の木材を主体にしたものも面白そうですし、チタンのも凄そうですけど、やっぱりお値段がそれなりにしてしまいます。
価格的にもある程度配慮すると、やっぱり定番はortofonでしょうか。
手持ちの2M Redに付いているSH-4も悪くないのですが、LH-2000くらいだとちょっと違うかなぁ…と思ってると、LH-4000という新製品が出たばかりのようです。
アルミ削り出し筐体は同じですが、指掛けが棒状のものからロングフィンガーになっていて、操作性は良いかもしれませんが共振しそうな気もします。
また、ロックピンが上下にあるタイプとなっているので、先日作ったカートリッジキーパーに加工(といってもホゾを切るだけ)が必要です。
若干お値段もLH-2000のほうが安いので、意外とこっちが狙い目なのかもしれません。