懐かしいオーディオ機器満載のムック「ステレオ時代」の最新刊、VOL.7が7/30に発売だそうで。
今回の目玉はYAMAHA GT-2000、Pioneer PL-70の開発ストーリーとのこと。
他にも「今見直すべきレコードプレーヤー」として、マイクロ精機やExclusiveが取り上げられているようで、これだけ現行機種じゃないレコードプレーヤーを取り上げてる雑誌はそうそうないでしょう。
ぜひこの路線で、今後はカートリッジとかトーンアーム、それから私も愛用してる自走式クリーナーなどを取り上げていって欲しいところです。
ブランドヒストリーは今回、アイワ、それにオーレックスとのこと。
これまたマイナーなところを攻めてきますね。
AIWAはカセットデッキのXK-S7000を持っていたくらいでしょうか。
AUREXはたぶんカセットテープも含めて持ってなかったと思いますが、adresというノイズリダクションを懐かしく思います。
この他にも「長岡鉄男が教えてくれたこと」などは興味のある古くからのオーディオマニアが多そうですが、私の目をひいたのは表紙に載っている「オングローム」ですね。
当時もマイナーで売れ残りをまとめ買いしたんですが、これがとても澄んだ高域でだいぶ使った記憶があります。
Nakamichiを使っていたのであまりテープは選ばなかったんですけど、このテープだけは明らかに他と違う個性を持っていました。
そんなこんなで、今回もかなり濃い内容のようです。
いまだに当時の機器を愛用している私には「懐かしい思い出」ではなく、現在進行形ですが、過去完了形の方も楽しめる一冊かと思います。