LK140導入後、かなり手こずったデスクトップオーディオのセッティングですが、ようやく落ち着いてきました。
それでもまだ何かしらトライしたい性格なもので、急に思いついた「増し締め」をやってみることに。
「増し締め」というのは緩んだネジを締めなおす、締め足すというもので車やタイヤとかでよく聞くわけですけど、スピーカーの場合も振動や季節による木の伸縮などで必要になってくるケースがあるそうです。
まずは普段つけているサランネットを外し、DALI Royal Menuet IIのネジを見てみるとどうやらトルクスネジのようです。
ウーファー、ツイーター外側はT25、ツイーター内側の部分はT20でちょうど良かったです。
トルクスレンチは以前、別の用件で仕入れておいたのでわざわざ購入の必要はありませんでしたが、うちのは下の写真みたいにリングにぶら下がっているものですから、うっかりスピーカーユニットを傷つけないように慎重な作業が必要です。
特にツイーター周りは磁力も強いのでついうっかりユニット破損という危険性が高いですからね。
正面以外にも背面側のスピーカーターミナルもトルクスネジで止められていますが、今回はこちらは実施せずに正面だけにしてみました。
ネジはほとんど緩みがなく、ほんの気持ちほど締め直したという感じですね。
無闇に締めすぎるとこれまたねじ切ってしまったりしてスピーカーを破損してしまいますし、最近のスピーカーはトルクコントロールをちゃんとやってるメーカーが多いので、特に気になる緩みがなければやらないほうが良いでしょう。
音のほうは心なしか低域に締まりが出たようにも感じますが、おそらくプラセボの範疇でしょう。
効果としてはインシュレーターなどの足回りや壁面からの距離などのセッティングのほうが影響度は大きいです。
それでも年代物のスピーカーなら緩み具合を確認する価値はありそうですね。
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